毎日暑いですね。年々夏の暑さが増してきて、急な夕立も昔より多くなった気がします。
まだ小学生の頃、急な夕立があると、母が駅まで傘を持って迎えに来てくれました。そんな時は家までの道が、雨なのになぜか軽やかで、少し嬉しかったことを思い出します。
母はショパンが大好きで、特に『雨だれ』と呼ばれるプレリュード Op.28 No.15がお気に入りで、「この曲は本当に雨の音を聴いているみたい!」と感動していました。
はじめは静かな雨音からはじまり、中間部は激しい雨の様子がとてもわかりやすく表現されています。まるで夏の日の夕立のような激しさです。そしてまた静かな雨音に変わり、最後は止むのでしょうか。
夏に亡くなった母を思い出しながら、今までの人生の平穏さと波乱万丈な激しさを、この曲に思いを込めて弾いてみるのでした。☺
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