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三軒茶屋 梅ヶ丘 世田谷 駒沢
 いながきピアノ ソルフェージュ教室です。
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今年の夏は、ピティナピアノコンペティションに、私がグランミューズA2カテゴリー に出ました。 

今回 4位予選奨励賞 でした。
3位までに入ると本選に出られるので、残念でしばらくは1人になると涙が出てきたりしました。 
少し時間が経ち、今は出て良かったなあと思っています。

後日 予選の続きを聴きに行ってみると、やはりすごいです。年々レベルが上がっていると聞きますが、本当です。
全国入賞者の演奏は、各自の曲を作曲家が求めるものをいかに表現するか、技術や迫力だけの表現だけではなくて とても洗練された上品な演奏で印象的でした。
今回 私の結果は現在の実力なのですね。
でも、以前の自分を振り返ると、ここまで頑張った事を褒めたいです。^^


  コンペティション会場

この半年、数年前から師事する先生からは音の一音一音の出し方や、全体の見通しまで 細部までずいぶん怒られ、褒められながら、楽しんで集中してこれました。
 ピアニスト ピアノ指導者の両方で活躍される私の先生は、日ごろから子供から私のようにピアノ指導者の生徒まで、1人ひとりを演奏者として認め、励まして本番に送り出してくださり。。
今回 私はコンペに向けたレッスンを受けて、弾く事に自信を持てるように引っ張って下さった先生に、改めて感謝しています。

取り組むなかで、門下生の方々とたくさんお話しできました。同じピアノ指導者で同い年の方が多く、お互いがレッスンか前後になる際は、先生の前で演奏を聴き合ったり大ホールの発表会なども一緒に参加させて頂きました。
皆さん本選入賞や、全国大会まで行ける実力の方ですが、たくさん話す中で、本当に努力してここまで来られていて、さまざまな環境や想いでこうしてコンペに毎回出場されている事がわかりました。
 私に限らず子供の頃から続けていると、時には大きな挫折もあり、一方で続けていて良かったと悦びを感じる時もありで、結局好きだから乗り越える事もできるのですね。
音大卒業して約20年経ちそうですが、私もですが、まさに自分自身のために続けるというか、何かやり残していたり、まだまだ上を目指す気持ちで続けてきているのですね。
私はまだ入口にいるなあと知りました。
ほかには、演奏での弱い自分も互いに話せるとは、こんなことは初めてでした。
そう言えば、わたしは自分が高校生以後、学校の友人とはピアノ以外の話は時間を忘れて語り合うのに、演奏について悩みは言わず、割と周囲と弱い部分を見せないでやってきていたのでした。 お互いに避けていたのですね。
今ごろになって自分でもこの事に気がついて、びっくりしてしまいました。
今はライバルだとかそういう意識はないので、隠す必要もなく話せますが、あの頃は若かったのですね^^

今回 弱い自分も出せた事で気持ちが楽になるのがわかりました。
共感できた事に、本当に良かったと思いました。 
ずっと蓋して見ないようにしてきた事に向き合えたような気がします。

色々な気づきがあった今回のピアノコンペティション
時々 弾くのは懲り懲りだとも思いながらも、好きにはには違いないですね。

長い文章を読んでくださった方 ありがとうございました。

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