新年あけましておめでとうございます。

今年も、気持ちを新たに楽しくピアノ弾いていきましょう。

お正月も皆さんも様々な音楽を聞かれたと思います。私はお正月に似合う和楽器の曲を聞いてみましたよ。

宮城道雄 作曲、筝曲『春の海』

宮城道雄氏(1894〜 1956)は幼い頃に失明しましたが、後に西洋音楽に非常に興味を持ち、和楽器の可能性を広げるためにチェロやバイオリンの奏法や構造等も研究し「十七絃(低音を出す大きな琴)」の開発者でもあります。
この『春の海』は1929年(昭和4年)作曲当時は琴と尺八の二重奏曲でした。

後に来日したフランスの世界的ヴァイオリニスト、ルネ・シュメーが尺八のパートをヴァイオリンで弾き、宮城道雄の琴と一緒に演奏・録音したことで、世界的な大ヒットとなりました。
​現在はどちらでも演奏されていますね。

ちなみにこの『春の海』は、宮城氏の父の故郷であり、氏が失明する以前の幼少期を過ごした広島県福山市 鞆の浦での瀬戸内の美しい海の記憶をイメージしたものとされています。
以外に私たちに身近な音楽だったのですね。

​伝統を守りながら、西洋楽器との共演で新しい世界を切り拓いた革新的な作曲家ですね。

もちろん当時は賛否両論だったようです。

 

 

実は琴もピアノも「弦を弾(はじ)いて音を出す」というルーツは同じです。
(ピアノは鍵盤で押さえますが、構造的には弦楽器に近い面があります。)

皆さんの持つ可能性と同じく、ピアノにも様々な可能性があります。

是非色々な音楽や体験、感情をピアノの表現力にも活かしていきましょう。

 

本年もよろしくお願い致します。

 

 

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岡田 洋子

岡田 洋子

クラシックピアノ教室「ピアノ教室DOLCE」主宰。♪楽しいピアノ体験が,豊かで鮮やかな人生の彩りとなりますようお手伝いさせていただいております。