今回は、クラシックの曲について、少しお話ししたいと思います。
例えば、ベートーベンやショパンなど、クラシックを代表する作曲家はたくさんいますが、年代、歴史的背景、作曲家自身の心情、宗教など、同じ作曲家でも、全く奏法や曲想が異なるということがあるのです。
例えばショパンですと、ノクターンの中でも、皆様が思うノクターンの雰囲気や特徴とは異なった曲も存在するのです。
一般的に、ノクターンといえば、夜想曲ですので、静かで柔らかく、ファンタスティックな印象かと思いますが、その中でも、暗く絶望的で、激しい曲もあるのです。
ノクターンだからと言って、一括りにはできないのです。
クラシックという世界は特に、その作曲家の生きた背景や物語を理解して、レッスンをしていく、そして、それを生徒さん自身も理解をして、演奏するということが自分の経験上とても大切かと思います。
楽しみながらそう言った細かい部分の指導もしてまいります。
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