こんにちは!
横浜市港南区上大岡東のピアノ教室・皆川ピアノスタジオです♪
「ピアノ初心者に贈る10の名曲」シリーズも10曲目、最終回です🎉
2月28日に新型コロナウィルスの感染拡大防止を受けて
教室でのレッスンをやむなくお休みする事になりまして…😢
こちらの10の名曲シリーズは、
そんな時期にスタートしました。
当初は、「10曲を紹介し終える頃には
コロナなんてすっかり忘れて普通の生活に戻ってるでしょうね…」
と楽観的に考えていた部分もあったのですが…
残念なことに未だ先が見えず…😢
シリーズの方が先に最終回を迎える事となりました。
生徒さんとのレッスンは、2月29日から3月12日まで休講にした後、
状況の悪化を受けて教室での通常レッスンの休講延長を決定しました。
同時に通常レッスンの代わりにオンラインレッスンを導入し、
現在は、スマホやタブレットを通じて皆さんとおけいこを続けています😄
そのお話しは、またいずれブログでも記事にしようかと思っています。
さて、本題のカプースチンの「8つの演奏会用練習曲」より「トッカティーナ」ですが、
誰でもがご存知の曲というわけではないのですが、
ジャズとクラシックを融合したスタイルでリズミカル、躍動感があってどこかドライ。
とってもかっこいいんです!💓
作曲家のニコライ・カプースチンさん(写真)は、
1937年、ウクライナで生まれ、モスクワ音楽院出身の作曲家で現在82歳。
本日お届けする演奏も作曲者ご本人のカプースチンさんの演奏です。
カプースチンさんご本人が優れた作曲家であるばかりでなく、
大変な技巧をお持ちの名ピアニストでもあることは
この演奏を聴けば明らかです。
彼の作品は日本では20年位前から耳にするようになりました。
一時期は、その演奏効果の高さからコンクールの自由曲に選択する人が増え、
そこからカプースチンの曲はどんどん広まっていったようです。
そんなことで私もカプースチンの名前といくつかの作品は当時から知っていたのですが、
特に大きく興味を持つという事もありませんでした。
その後、米国での生活が始まったり
他に魅力を感じていた作品がたくさんあったこともあり、
カプースチンの事はすっかり忘れていたのですが
今回の外出自粛や緊急事態宣言でYouTubeを見る時間も多くなり
たまたま作曲者ご本人が演奏するこの動画に出会いました👍
久しぶりのドキドキ感💓
カプースチンさんの演奏スタイル自体は、
奇をてらうことのないアカデミックな演奏だと思うのです。
そこがまた私のツボにハマりました(笑)
曲との出会いは、ある日突然やって来ます。
その1曲との出会いから色々な方向に翼を広げて知識や見聞が広まる事もあれば、
反対にその1曲だけを深く深く掘り下げる事で得られる作品への理解もあります。
自分の世界が広く深くなっていく…こんなに楽しくワクワクすることはありませんよね!
前置きがすっかり長くなりましたね💦
そのカプースチンの「トッカティーナ」を是非お聴きください。
いかがでしたか?
身体の内側からエネルギーが湧いて来ませんか?
今回の新型コロナウィルスの事態の中、
私はこの曲にずいぶん助けられています。😊
皆様も束の間お楽しみ頂けましたなら、
幸いです。
「ピアノ初心者に贈る10の名曲」シリーズを
最後までお読み下さり、
お聴き下さり、
誠にありがとうございました。😊
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