ピアノ初心者に贈る10の名曲　その４〜ショパン作曲「英雄ポロネーズ」

こんにちは！

横浜市港南区上大岡東のピアノ教室・皆川ピアノスタジオです♪

この「英雄ポロネーズ」もショパンの作品として、

又クラシックピアノ曲として、とても人気のある曲です。

「英雄ポロネーズ」というのは通称ですが誰の命名なのかはわかっていません。

「ポロネーズ」とはフランス語で「ポーランド風の」という意味です。

同時に16世紀頃にポーランド宮廷で成立した勇壮な踊りの音楽です。

この曲は1842年に作曲されましたから、

16世紀に踊られていた「ポロネーズ」とは趣きが異なりますが、

ショパンが祖国ポーランドを意識してこのポロネーズを作曲したことは確かなようです。

下の写真は貴婦人に囲まれて、演奏会を行うショパンです。

英雄ポロネーズを作曲していた頃、ショパンは恋人ジョルジュ・サンドとフランスで過ごしていたようです。

パリにも時々顔を出して、上流階級の婦人達の依頼によって演奏会を開いていました。

ショパンの演奏をこんなに目の前で聴けるなんて、なんと贅沢な…うらやましい限りです💓

演奏は、2005年第15回ショパン国際ピアノコンクールの優勝者、

ラファウ・ブレハッチさんの演奏をご紹介します。

(大変お手数ですが、YouTubeでのご視聴をお願い致します。)

彼はコンクール当時から風貌や雰囲気がショパンに似ている…とよく言われていました。

ショパンと同じポーランド出身のピアニストですし、決して派手なところはありませんが

自然体で、演奏にも彼の内的志向がよく感じられ、その点でもショパンを彷彿とさせるのかもしれません。

日本にも彼の熱狂的なファンはたくさんいますよ。

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