こんにちは😃
横浜市港南区上大岡東のピアノ教室・皆川ピアノスタジオです!
インターネットでちょっと涼し気なワイングラスを見つけました。
(上の写真 ↑↑↑)
赤ワインが似合いそうですね🍷
さて、今日ご紹介する音源は、ドビュッシーの「水の反映」です。
ラヴェルの「水の戯れ」は水が絶え間なく動いていますが、
こちらのドビュッシーが作曲した
「水の反映」では、
水の動きはもっとゆったりしています。
湖かしら…?
なんて思いながら聴いていますが、
この辺りは、個人個人のご想像にお任せします🤗
演奏は、マルク・アンドレ・アムランさんです。
米国在住中、
2011年から6年に渡って参加した
「International Keyboard Institute and Festival」(ニューヨーク国際ピアノ音楽祭)では、
昼間は公開レッスンの受講と聴講、
夜は世界中から集まった一流ピアニストによって日替わりでコンサートが繰り広げられます。
毎年この音楽祭を楽しみにしている地元のニューヨーク市民はもちろんのこと、
お目当ての演奏家のために全米各地からニューヨークへ駆けつけるファンもいるほどです。
人気のあるピアニストが出演する時は、始まる前から熱気でムンムンしています。
アムランさんは、その音楽祭に、何年も連続で出演していました。
どんな曲目でもパーフェクトな演奏である事は間違いないのですが、
「水の反映」は彼のたくさんのプログラムの中でも特に印象に残っています。
いつも楽譜に対して的確な解釈で、けっして感情に溺れることのない
冷静で客観的な演奏をするアーティストですから
この「水の反映」では、
楽譜の中の音符の一粒一粒が水滴だったり水面だったり
光に反射していたり、
ドビュッシーが音符に託した水の世界を
アムランさんの演奏によって
その場で具現化されたような
素晴らしい時間でした。
こちらの音源は、その時のものとはまた違うライブ録画ですが、
ニューヨークで聴いたあの時の演奏と同じ印象を受けます。
皆様にもお楽しみ頂けましたら幸いです。
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