こんにちは!
横浜市港南区上大岡東のピアノ教室・皆川ピアノスタジオです♪
前回、前々回に「良い耳」についてのお話しをしました。
当教室でも音楽的な良い耳を育てるために様々な工夫をこらしています。
ピアノを習い始めの約3年間、特に幼児から小学校低学年の間に必ず行うことは、主要3和音(ドミソ、ドファラ、シレソ)と属7と呼ばれる「シファソ」の計4つの和音を耳だけで判別出来るようにすることと、鍵盤を見ない状態でドからシの7つの音が判別出来るようになる事を目標にしています。音当てがお好きなお子さんや得意な方は、さらに和音の種類を増やし、単音も黒鍵やピアノの全ての音が判別出来るようになる事を目指します。
上記は、絶対音感の育成になります。
もう一つ、前回お話ししました音色やニュアンスを聞き分ける「繊細な耳」を育てるために行っていること…心がけている事と言った方が良いかもしれません。それは、
ピアノを弾く時、歌う時、リズム打ちで手を叩く時、音が鳴るどの瞬間にも耳を働かせること
です。いくら指をたくさん動かせても耳で聞き取れていないと、タッチが力まかせになって雑な音になってしまったり、表情に乏しく平板になったり、残念ながら音楽的な演奏とは言い難いものになりかねません。これではせっかくの演奏も音楽の本質から程遠いものになってしまいますね。
小学校の3、4年生からは自分の耳を使って色々なタッチを作っていく事がレッスンのメインテーマになります。例えば、ワルツのリズム「ブン、チャッ、チャッ」の「ブン」と「チャッ、チャッ」は同じタッチでは弾きません。「チャッ、チャッ」をいかに軽く、聴いている人が踊りだしたくなるように、自分の音を聞きながらタッチを探り作っていくのです。
集中力を要しますが、楽しい作業ですしとても生産的な時間だと思います。😊
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