こんにちは。 横浜市港南区上大岡東のピアノ教室・皆川ピアノスタジオです ♪
「 家での練習は、どんな風にどれ位の時間やったらいいのでしょうか?」
というご質問にお答えします。年齢やレベルによって色々なお答えになりますので、今日は4歳から6歳、小学校入学以前の皆さんの場合について考えてみたいと思います。
ピアノを習い始めて半年から一年位ですと「練習」という言葉はまだピンと来ないかもしれませんね。大半のお子さんは、右手ドレミファソ、左手ドシラソファを一音づつ楽譜の指示通りに音を出してみるという段階です。この段階では、お母さんやお父さん、お家の方と一緒に鍵盤に向かう事が良い結果を生みます。
1日の練習「時間」ではなく練習「回数」を決めましょう。2回から3回、毎日行うのがオススメです。時間にすれば10分もかからないでしょう。もし、お子さんが鍵盤に向かうことに集中している様子でしたら、1曲につき5回練習すれば、一週間後のレッスンではスラスラ弾けるようになっているはずです。しかし、5回迄で切り上げて下さい。これは、導入レベルでのピアノの練習に完ぺきさと満足感はさほど必要としないためです。練習に毎回満足感を得てしまうと気持ちとしてはそこで完結してしまいある種の安心感が生まれてしまいます。
毎日の練習に余力を残しつつ「ピアノを弾きたい」という気持ちを次の日、また次の日と持ち越していくことは実際にピアノへ向かった時の集中力を増長させます。1日で完全に弾けるように長時間ピアノに向かうのではなく、最初に決めた回数を真剣に弾いて「切り上げる」という事が毎日の練習でのちょっとしたコツだと言えます。
ピアノを習い始めたばかりの頃のお子さんは、教室で経験するお歌やリズム、音当てゲームを通じて音楽全般にとても興味を持っている状態ですから、ピアノの練習以外にCDやテレビ、ビデオで流れてくる音楽やお歌で気に入っているものがあれば、何回でも聞かせてあげましょう。本当に何度でも繰り返し、こちらはご本人の気の済むまでどうぞ 😊 幼児期は耳を育てる絶好のチャンスです。絶対音感を身につける事ももちろん大切ですが、同時に音楽の持つ色彩や感情、躍動感を何の先入観なく感じ取っていきながら、音に対する感受性を高めていける時期でもあります。好きな音楽、好きな曲が増えれば増えるほど、「ピアノを習う」という事柄が「ピアノの先生の所でマルをもらって帰ってくる」以上のプラスアルファを伴ってご本人の感性や感受性に良い影響をもたらすはずです。
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