お家での練習方法とコツ〜小学校高学年〜

こんにちは。

横浜市港南区上大岡東のピアノ教室・皆川ピアノスタジオです♪

紫陽花が賑やかに花を咲かせていますね。当教室の周辺もバラと紫陽花の競演でとても素敵です。

さて、お家での練習方法とコツの高学年編です。小さい頃ピアノを習い始めた生徒さんはこの時期にはそれぞれの課題に落ち着いて取り組むようになります。進度にも個人差が出てくる頃ですが、それはあまり気にしなくて良いでしょう。必ずしも早く進んでいるから上手なわけではないので、一曲一曲時間をかけてていねいにしあげている生徒さんも周りは気にせず、自分のペースで ( これが個人レッスンの大きな強みですね！) 取り組んでいきましょう。

4年生になると、中学受験の進学塾に通い始める生徒さんも多いでしょう。私が22年間勤務していた横浜市青葉区、たまプラーザ駅に近い音楽教室では、2010年には小学校のクラスの約半数が中学受験をするという土地柄でしたので、塾通いとピアノの両立は教える方も教わる方も大きな課題でした。幸いピアノを受験の妨げになると考える親御さんはほとんどいらっしゃいませんでした。本当に忙しくて大変になるのは6年生の秋以降のようでその頃から3、4ヶ月お休みして、2月1週目の合格発表と同時にまたピアノを再開するという方が多かったです。受験にもピアノで身につけた粘り強さと集中力を存分に発揮して頂けたら嬉しいです。

受験をなさらないお子さんは、ピアノを一生懸命やりたい派とお家練習は週1、2度のマイペース派がいらっしゃる事と思いますが、どちらのお子さんも毎週のレッスンをお休みしないで真剣に受けていけば、発表会で親御さんが驚かれるような立派な演奏をする事が可能です。レッスンでは、お家での練習内容に対してもかなり具体的な指示が出ますのでそれをベースにして毎日又は決めた曜日にお家で練習して下さい。曲も長くなりますので一概には言えませんが、一曲3回から5回程度弾くといいですね。弾けない箇所は部分練習が必要になりますが、小学校のうちはこれは先生の指示に従うと良いでしょう。この全体を通しての練習と指示された部分練習をバランスよく取り入れていくことがお家での練習のコツになります。指導者との良好な関係の下、アドバイスを素直に受け取る事が効率の良い上達に繋がると思います。

好きな曲に巡り会うと自分から率先してピアノに向かうようになるものです。ですので指導者側から申しますと、それぞれの曲の魅力をいかにして生徒さんに伝えられるか…が勝負だと思っています。

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