こんにちは!
横浜市港南区上大岡東のピアノ教室・皆川ピアノスタジオです ♪
音楽的な「耳が良い」という状態には大きく分けて2つあります。
1つは、音の高低と音程を聞き分ける「絶対音感」と呼ばれる耳。
もう1つは、音の強弱、濃淡を聞き分ける繊細な耳です。
「絶対音感」という言葉は、1998年に最相葉月さんの「絶対音感」という本がブームになって以降、一般にも知られるようになりました。当時私もその本を読み、自分達が自然に受け入れている状態も世間ではこんな風に特別に見えるのだな…と感じたのを覚えています。
狭義な意味での絶対音感は、ピアノの音だけでなく救急車やパトカーのサイレン、鳥や犬の鳴き声もドレミに聞こえます。(無理にでも当てはめたくなります) テレビから聞こえて来る歌謡曲はメロディーばかりが耳に入って来るため、歌詞が胸にジーンと沁みるということはほとんどありません。カラオケでは歌手が歌っているオリジナルのキーでないと違う曲みたいに感じてうまく歌えません。そもそも音程とリズムばかり気にかかるので歌詞にのせて歌うより、音名(ドレミ)で歌う方が得意です(笑)。音大生、特にピアノ科と弦楽器科の学生は絶対音感を持ってる人が多かったと思います。
自分の事で言えば、小学生の頃はただ単にピアノの「音当て」が得意なだけでしたが頭の中で何でも音符化する様になったのは中学頃で、音大受験の頃が1番全ての音をドレミに置き換える感覚がありました。(受験科目に「聴音」というのがあり絶対音感があるとその試験に役立つので特によく訓練した時期だったからだと思います)
大学に入ってからは、正直なところ絶対音感はさほど必要としなかったような気がします。言い換えれば、ピアノテクニックの上達と絶対音感はあまりリンクしていなかったとも言えます。今現在は、年齢と共にこの何でも音符化したくなる感覚はかなり緩やかになりました。でも演奏したり指導をする上で困ることはありません。むしろ不必要に音符が頭の中を巡らなくてすむのでホッとしています。😊
続きは次回に〜 🤗
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