モーツアルトは現代で言うところの
多動性障害・衝動性障害(ADHD)が
あったと言われている。
現代、発達障害児が激増しているひとつには
「子供に対して 大人であることを強く求める」
そんな大人たちが増えている
社会環境が
要因のひとつでもあるという認識にたっているが
そのような指摘は少なくない。
昔なら「わんぱく」で通った`子供らしさ`が
どうやら今では そうも行かない世の中であるのは
たしかなようだ。
今の日本社会は
子供たちに対して それほどおおらかな所はなく
発達障害児にとっては 甚だ生きにくい世の中とも言える。
歴史に残る偉人には
発達障害児であった人が多いが
実際、発達障害児とよばれる子供たちは
日常的に接すると
才能のかたまりであることも多いと気づく。
モーツアルトの父レオポルトは
息子の一種独特で突飛な個性を見て
常にモーツアルトをすばらしいと褒め
よき理解者となり
音楽にうちこめる環境を彼に与えた。
この子育てのおかげで
並外れた才能をフルに発揮した
大作曲家モーツアルトが存在する。
エディソンしかり。アンデルセンしかりである。
誤解を避けるために言うなら
「褒める」は「おだてる」とは全く別なものである。
『その子の工夫や発見・創造性を』
驚き 感心して 褒めてあげることが
その子の脳内ホルモンの分泌を促すことも医学的に分かっている。
明言できることは
「子供」イコール「大人のできそこない」
ではない・ということである。
「子供」という独自の生き物であるという認識が
希薄になってはよくない。
常に発達経過にありながらも
その都度『子供』として完成されている
『生き物』とも言える。
子供は誰もが
生まれながらに『天然のアーティスト』でもあり
潜む力を引き出すも引き出さないも
伸ばすも伸ばさないも周囲大人の接し方次第。
発達障害のある子供たちへ
「声かけの仕方」は最も重要な部分であり
周囲大人は
子供の自尊感情を削ぎ落とさない事が
肝要である。
発達障害児に必要なのは
けっして訓練ではなく
子供のモチベーションを上げることができる
子供を『ワクワクする』世界へ導くことができる
「真の療育」であり
そのような子育てである。
___ ポーラちかこ ___
発達障害:
自閉症スペクトラム(ASD)
注意欠如・多動症(ADHD)
学習障害(LD)
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追記:
近年、発達障害児と言われる
多くの子が
実は『愛着障害』を同時にもっている事も
医師の間で分かっている。
筆者が接するADHDのお子さんも
『愛着障害』があるなぁ。。と
感じることしばしば。
♦︎実際、ADHDと言われる子の
多くが『愛着障害』がある
と指摘されている。
♦︎特定の存在に
甘えさせてあげることは
大切なこと。
これが
指摘されている。
(筆者も同感)
子供にとっての
絶対的な安全地帯は
『母』であり『父』である。
それを感じられずに
つきはなされてばかりで
あまり 抱かれず、
甘えさせてもらえずで
育った子供たちが
今、愛着障害となり
物理的に「脳」が
ゆがんだ状態になっているそうだ。
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_____MintMint_____
国語・算数・理科・社会だけでは養えないもの・それは「情操」・IQの為ではない・偏差値の為ではない・「みんながやっているから」は危険な動機・子供たちに希望を☆
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