子供たちに
ぬり絵ばかり、させていませんか、、。

 

幼児期から

イマジネーションをふくらませ
自由に絵を描く

ということをさせられずに


「ぬり絵」
ばかりさせられていたと
おもわれる女の子が

 

1年生になったある日。


筆者が

真っ白の画用紙を渡し

『好きな絵を好きなように
描いていいのよ〜☆』と言うと

。。

 

『わかんな〜い・』
『好きなように、って分かんない・』
『何かみせて。上に紙おいてうつすから

と言って

 

『どれ見てかくの〜〜〜・・?』

 

と 一生懸命に、
見本を探していました。

・・

 

『何でもいいのよ、
みて。。私は、こんなふうに
ほら、虹をきれいに描いたよ!☆』

と、描いている途中の
筆者の絵を見せると

 

『あ、そういうの、描きたい・』

『紙を上においてうつすから
かして〜』と・・。

 

・・

すでにある絵の上に
紙をおいて、
紙にすきとおらせて

うつそうとしていました。。

 

 

 

「うつさなくてもよいから、
それじゃ、この絵をよく見て、
見ながら描いたほうが

楽しいんじゃな〜い。。?」

『やってごらん☆』

 

『自分の自由でよいのだから☆』

と筆者が言うと

 

 

『見ながらじゃ描けないーーー!』
『わかんないーーー』

『うつすーーーーー!!』

。。と。

『じゆうにかくって、、きらい〜」
。。と、、。

 

💧。。

 

 


_____________________
*うつして、型取り・・・

*すでに型取りをしてある絵を
はみでないように、、塗る・

これらばかりさせられていた子は

自分で
自分の想像で
絵を描けなく
なってしまっているようです。

 

まっしろの
画用紙の上では

自由になれない様子です。
__________________

 

想像性も創造性も
消え失せようとしているその子の

このような状態に

筆者は 気の毒になり・・

 

また、あらためて驚き・・

言葉が出ませんでした。

 

 

想像力がものすごくゆたかな
幼児期に

「塗り絵ばかり」だと
こんなふうになってしまう、、
というのを
目の当たりにした思い出です。

 

しかし
その子はその後、

『お絵かきしよう☆』と言うと

必ず

筆者の描いている絵をみて

まねをして描くようになりました。

 

『うつさないとかけないー!』と
言うよりは
ましですが

 

自身の想像をめぐらせて
クリエイトする、
ということとは

まだまだ
無縁な子供に
なってしまっているように

見えます。

 

どうか、いつか

この女の子が、普通の感覚で

 

『あれ描こうかな?』

『これ描こうかな。。?』と

 

わくわくと考えてみたり

 

大好きなぬいぐるみを

じっと見ながら

描いてみるなど


できるように

なりますように☆
_______________________
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下記は
南九州大学の古賀隆一氏による

塗り絵のデメリットについて。

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塗り絵のデメリットについて。
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南九州大学の人間発達学部子ども教育学科・

美術教育研究室の古賀隆一氏によると、

 

ぬり絵は子ども自身が
創造した絵ではなく、

大人の作った概念や

パターンを
形式的に塗りつぶす作業
である。

そのため、ぬり絵ばかりしていると、

子どもが自分なりの絵を描けなくなったり、

自発的に何かを生み出していこうとする

習慣をなくしたりする事態に

つながる可能性がある。
___________________

また、古賀氏は

 

_________________
ぬり絵に慣れてしまうことで、

完成された絵や印刷された絵といった

見本がないと絵が描けなくなり、

学校の図工の授業などで

友だちの絵をまねする子どもになる

リスクもある。

_________________

 

と言っています。

 

やはり。。
そうですよね。。
筆者は上記の女の子で
実感です。

 

 

想像力がゆたかな幼児期。

子供たちには

たくさんの想像を
自由にさせてあげて

真っ白の画用紙に
自由に
絵を描かせてあげましょう。

___MintMint______

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子供の遊びを禁じる大人・大人が発達していないから?☆子供の気持ちに寄り添えない・大人のわがままに子供は振り回されている?・

 

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