音楽は究極的には
「環境提供」の道具としてこの世に存在しています。
人は「音」を空気振動を通して
意識するしないに関わらず
聴き感じとり肌でその環境にふれることになります。

そして我々音楽家はしばしば
音楽をもって環境を提供する側に在ります。

音楽はまた
「する」とか「しない」とか
このような表現が似つかわしくないものでもあります。
被提供側(提供される側)は
*耳を傾けようとするかどうかだけが
意識するか、しないか、の
違いであり
同時に そこに
*よい音楽環境があるのか
*よくない音楽環境があるのかは
とても重要な視点になります。

人に『よい音楽環境を提供すること』は
人が生きて行く上で

◎気持ちを落ちつかせたり
◎情緒を安定させることができたり
◎愛で人や過去を許せる気持ちになったり
◎皆とあたたかく心で繋がり合いたいと思ったり
◎前へ進み続ける希望を持てたり

やがて
そういうことに
つながって行きます。

♦︎「やがて」という時間感覚がネックです。

♦︎提供側は「やがて」という時間感覚で
音楽環境を提供し続けることにこそ
「愛」があると言っても過言ではないでしょう。

♦︎ピアノを習うということは
音楽を「自分にも他人にも提供できる側になる」
ことに確実につながって行く、
ということでもあります。

よくない音楽環境ではなく
よい音楽環境を
提供できる人になるには
よい音楽環境にたくさんふれること。

音楽には
よい音楽と
よくない音楽が
たしかにあるものです。
それを聞き分けられる人になること。

そのためには
よい音楽にたくさんふれましょう。

これらが大切です。

レッスンもまた
よい音楽環境の提供と共に在ります。

 

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☆子供たちには最初に先ず感性を育てる感覚的レッスンが必要です☆ 幼児プレピアノはとくに大切な期間☆最初が肝心です☆ ピアノ大好き☆音楽大好き☆