ポーラちかこ・文化一考☆デザートチーズの至福☆

ポーラちかこ・文化一考・

☆デザートチーズの至福☆

 

コロナ禍当時
飲食店のさまざまな制限で

店内で酒類が飲めない・
となっていた頃があったが

ワインなしでは
とりわけおいしいフレンチの、

お気に入りのお店での飲食の楽しみは

残念ながら半減してしまい
甚だ残念な限りだった。

 

 

ようやくワインとともに
フレンチをゆっくりと
いただけるようになり
良かった。

 

ここではひとつ、
デザートのお話しを。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

 

 

 

お気に入りのビストロで
ひとつ、ひとつ、
チョイスしたお料理と
ワインとのコンビネーション。

 

ゆっくり
さんざんおいしくいただいて

 

お給仕の方が

何やらにこにこと

 

 

デザートの
スイーツメニューを持ち

 

半ば遠慮がちに（笑。。）

 

 

おちゃめな笑顔で
テーブルに置いて行く。

 

 

「きょうは、どうなさいます？」

という感じだ。☆

 

 

 

なぜ

遠慮がちに。。？と言えば

 

笑　☆

 

 

 

そう易々と
スイーツには行きそうもない
私だからなのだ。

（笑）

 

 

 

 

ガトーショコラも
クレームブリュレも
シャーベットも

おいしそうだけれど。。

 

 

 

 

何となく　食べ足りない・・？

 

少しばかり飲み足りない・・？

 

そんな感じだ。

 

 

 

 

こんな時は　やはり

 

デザートワインとチーズデザート

 

これしかしかない☆

 

 

 

もちろんメインは
貴腐ワイン・

 

また
ブランデーの入ったデザートワイン☆

 

 

お給仕の方が
テーブルに数種を持って来て下さり

何種類かの
デザートワインが
目前に並ぶ。

 

全部おいしそうで
チョイスに困る。

 

 

チーズは
いろいろ盛り合わせて下さる。

 

 

ヤギ・羊・ウォッシュ系・

ヤギは
カビのある上品な極上もの。

 

 

一口食べると
両手で頬をおさえ
目を閉じずにはいられない
すごい感動だ、、。

 

 

羊は
ミルキーで乾き具合がちょうどよく
クセのない特急品、、。

 

 

それに干しぶどうと
イチジクがお皿に並ぶ。

 

 

もしかすると

 

 

 

このデザートワインと
デザートチーズとひとときは

一番

ほっとして

 

 

 

ゆっくりと
時間と空間を味わえる

そして
料理の余韻をたのしめる

 

貴重なひとときかもしれない。

 

 

 

むしろ
メインディッシュのひととき以上に・

 

 

 

この時間を
じっくりと味わった後でないと

 

 

やはり・・

 

 

コーヒーや紅茶には

進めない・・

という感覚になるのが不思議だ。

 

 

 

だがそれは裏を返せば

 

いただいた数々のお料理が

ほどよく胃の中に
静かにおさまっている証拠でもある。

 

 

なぜなら

 

早く紅茶やコーヒーを飲んで
さっぱりしたい、、と

 

 

思わないところが

また素晴らしい。

 

 

 

「何となく食べ足りない・・
何となく飲み足りない・・」

 

 

客がこの感覚になれる
料理を提供できる

極上のプロ級は

 

 

なかなか、いないものである。

 

 

 

素晴らしいシェフ万歳★

 

＿＿　ポーラちかこ　＿＿＿

 

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