明治神宮ご鎮座100年祭
明治時代といえば
日本のみんなが少しずつ
着物から「洋服」に変わっていった時代です。
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今年2020年11月は
明治神宮に
明治天皇と昭憲皇太后のご神霊がおまつりされて
ちょうど100年目にあたります。
真新しくみやびやかなミュージアムでは
現在、特別展が行なわれています。
12月くらいまで行なわれているようです。
☆休日にご家族でお出かけになるのには
☆絶好の駅前オアシス☆
☆森と雅楽の癒しスポットです。
当たり前のことですが
100年後の200年祭には
今いる私たちはもういません。
私たちは
ちょうど100年祭に居合わせたということになります。
☆
明治神宮の森は
当時の国民のたっての願いで
造林の専門家の綿密な研究と構図のもと
国民が参加して手で木を運び
ひとつひとつ丁寧に植林したという
驚きの森。
☆
人口の森なのです。
しかも完全なる自然型森林に
成熟している森です。
これは森林学の視点から見ても
世界的に
たいへん貴重な森だそうです!
明治天皇が崩御され
昭憲皇太后が崩御され
当時 両陛下の亡がらは京都に。
しかし御霊は
国民の強い希望があり東京に。
かくして
当時はただの荒れ地であった代々木に
広大な鎮守の森が出現。(原宿駅前)
しかも100年後(今年)と
千年後の森まで考えて造られたもので
自然な循環により
今も瑞々しく成長し続けている
世界でもたいへん稀な森林だそうです。
数多くの生物が生息する
ゆたかな腐葉土により
今では構図どおり照葉樹林が中心となって
都心の真ん中にある
貴重なオアシスとして
私たちをほっとさせてくれる
森となっています。
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この100年祭に合わせて
建設された
新しいミュージアムでは
現在特別展が行なわれています。
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明治天皇のお乗りになった馬車や
日常お使いになったお机
昭憲皇太后のお召しになった
織物のドレスなど
簡素でありながらもみやびな
重厚感のある展示です。
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明治時代と言えば
この日本に
はじめて「洋装」を広めた
画期的な時代です。
私たちは当たり前のように今、
洋服を着ていますが
みんなが少しずつ洋服を着るようになったのは
明治時代からなのです。
それまでは国民は全員「着物」。
男性はちょんまげで
女性は結った日本式の髪型でした。
今からたかだか
100年と少し前の時代なのに
ずいぶん
イメージのちがう生活だったことを思うと
あらためて神秘的に感じますね。
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ミュージアムでの
百年祭記念展は
12月6日まで行なわれているそうです。
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それを過ぎても
常設の通常展は開けられています。
この秋も
黄金のイチョウの葉が
空いっぱいに輝いていることでしょう。
mintmint
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