言葉は「ことの葉」
そして
音楽は「おとの葉」です ☆
☆
☆
☆
言葉で繋がることが
難しい間での
コミュニケーションは
いつの日も
「音楽」がそれを助けてくれます。
☆
実際、
音楽によるコミュニケーションは
言葉によるコミュニケーション以上
のところがあると
いつも痛感いたします。
また 近年、
音楽は第一線の医療と結びつき
さまざまな研究が行なわれています。
☆
筆者はこれまでに
発達に難しい問題を持つ
多くの子供たちと
「 音楽」を介して
その都度
深く ふかく
つながって来ている
貴重な経験を持ちますが
(とくに自閉症のお子さんは
音楽にとても敏感なことが多く
音楽なしでは なかなか
コミュニケーションをとることが
難しい、、ということが
現実的には多々あります。
筆者の経験では、
音楽コミュニケーションとともに
自閉症のお子さんが、
*自身からこちらへ
コミュニケーションの課題を
次々に指示して来たり
*声をあげて笑い出してみたり
*積極的に次の展開へと
私をひっぱったり
たいへん積極的で
前向きになったという事が
多くありました。)
♦︎筆者はいつも
『逆リトミック!』などと
言って笑いますが
♦︎結果的にはこちらのほうが
楽しくあそばれている・という
状況になることが多いのは
まことに驚きです。
音楽コミュニケーション以前には
じっと遠くをみているような
暗く無表情であったにもかかわらず・・
音楽コミュ二ケーションのあとには
ガラッと表情が変わり
まるで人が入れ替わった。。かのような
ことになるのですから
♦︎医学分野での
音楽による影響の研究は
今後も目が離せません、。
このように
音楽コミュニケーションのあと
たとえ何も語らずとも
目の奥で
よろこびを語っている
そのお子さまの「瞳」にふれるのは
いつも本当に感動的です。
目をみると
その子が
どんなふうに
感じているのかは、
よく分かるものですが
__________________________
発達障害児と過ごす
音楽コミュニケーションのひととき。
とくに
「積極性」という面においては
子供たちは 皆、
いつもプラスの変化を見せてくれている・
ということが多いのは
感動的です。
__________________________
音楽を介して
自閉症のお子さまと
あるいは
ADHDのお子さまと
また
肢体不自由で
言葉を発せないお子さまと
一定の時間を共にし、
私たちだけの☆
ひとつの音楽遊びのパターンが
そこに自然にできあがった時の
私たち二人の喜びは☆
それはそれは
格別なものです。。☆
☆
_________________
質のよい
音楽コミュニケーションで
相互のメンタルな波長バランスが
心地よくとれた時には
♦︎発語のないお子さまが
突然、発声をしてクスッと
笑い出してみたり
♦︎発語意欲の全くない
お子さまが 突然、
知っている限りの言葉を発しはじめ
笑顔で何とか意思の疎通を得ようとしたり
♦︎肢体不自由なお子さまの
公園での単純な「歩行練習」が
「歌」によって
笑顔いっぱいの
おもしろおかしく
楽しいものに変化したり
♦︎いきなり積極的な性格に
変わったり
↓
このような事は、実際、
たいして難しいことではない、
という感じでもあります。
(質のよい音楽コミュニケーションなら)
筆者の経験からは
そのように感じます。
_______________________
またかつて
☆
________________
ある認知症の高齢者と
その介護をなさる、
当時50代の娘さん、
このお二人に
ご自宅の
同じ寝室のそれぞれのベッドに
横になっていただいた昼間、
寝室の端で 静かに
小さなハープで
弾き歌いをしてさしあげた日
(お母さまにとって
懐かしい唱歌やアベマリア、
即興でスキャットなど。)
いつの間にか、
二人ともすっかり熟睡してしまい
目覚めの笑顔が印象的だった・
という
ミュージックセラピーの経験も
忘れられない
貴重な記録です。
♦︎
この日は
完全に『受動型』の
musicセラピーセッションとなりました。
♦︎
(認知症のお母さまのほうは、
いびきをかいて。。笑
気持ちよさそうに
ぐっすり眠っていました☆
介護者である娘さんのほうも
熟睡してしまい
あとで 目覚めるなり
「、、、!信じられない、、
熟睡できました・・!!」
と。
明るい笑顔でうれしそうでした。)
実は。。この時には
介護をなさる
娘さんのほうから
。。
『母より、、母より、、
私のことを癒してほしい、、涙』
、、
という
実に切実なご要望があり
お二人揃っての
ミュージックセラピーの
昼の集いのひとときとなりました。
私自身も
いっしょに癒されました。
☆
音楽は 音の葉。
音の葉が私たちの
心身に与えてくれる
素晴らしい影響は
計り知れないと
音楽家として
確信している筆者です。
☆
音楽の起源である ギリシャ時代には
そもそも
『音楽は病を治すものとして存在していた』
というのも、あらためてうなずける、
現代人の1人です。
音楽を奏でる人を育てる
『音楽レッスン』で
何をどのように伝えることが
自分においても他人においても
『病を治し得るほどの音楽を
奏でられる人になれるのか・』
このことを
いつもこころにとめて
レッスンにあたっている筆者です。
これは
音楽療法以前の問題として
たしかに存在する
奏でる側の課題であり
つまり
音楽家の課題であり
音楽家の役割なのです。
_____________________
__MintMint___ポーラちかこ
♪
☆
Dr.Ishiguroをご紹介___☆
たくさんの医学的アドバイスを
常に発信し続けて下さっている
医師、(外科医☆)
DR,.Ishiguro(石黒先生)が
ちょうど
認知症とその介護者における
音楽による影響について
さまざまな研究結果を
動画でお話し下さっていましたので
ぜひシェアさせていただきたく思います。
_________☆
石黒先生の今回のお話しでは
下記のように述べていらっしゃいます。
*音楽の記憶は長らく脳に残るもの。
*介護のストレス軽減にも音楽は効果がある。
*認知症が進んだ状況でも
「音楽でつながる」ことは可能。
etc.
このお話しをうかがい
音楽からいつも「音の葉」を感じる筆者は
この「音の葉」が
まさに
♦︎
言葉にも勝るコミュニケーションを
もたらしてくれるのだと
あらためて 再確認する次第です。
☆
医師・石黒先生は
下記の他にも
私たちの日々の健康維持や
病の「予防」に役立つ
なかなか耳にできないような
専門的な情報を
惜しげもなく・・
次々に発信して下さっています。
医師が「予防」について
詳細を語って下さるというのは
まことに稀少です。
☆
石黒先生による
『介護を軽減してくれる音楽』のお話しは
下記です。ぜひご覧下さい ☆ ☆ ☆
___ MintMint ___ ♪
ポーラちかこプロフィール・ ピアニスト , ボーカリスト , ミュージックコンポーザー・ POLAR C. Profile
mintmint
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