江戸川区篠崎町のピアノ教室

「皆川音楽教室」主宰の皆川伸子です。

 

久しぶりのブログです。

すっかり寒くなりましたね。

今週の高学年さんのレッスンです。

付点4分音符+8分音符のリズムは難しい。

以前もその話はしています。

簡単にできる生徒さんはいますが

できない生徒さんのほうが多いです。

講師が

ターァタといいながら手を叩けば

同じことはできますが

講師が

4分音符でタクトを取るとできない

もしくは惜しい…

ということになります。

最後の8部音符がタクトの裏に入ることは 頭でわかっていても

実際にやると

裏を待っている間に、次の拍になってしまうんですね。

音楽をやる以上

このリズムは必ず出てきますから

何度も練習して体に染み込ませてほしいです。

 

先日のレッスンではこのようなことが起きました。

メヌエット3/4です。

ブンチャッチャッの伴奏ではありません。

左手も右手同様、単音で動きます。

 

右手はターァタのリズムですが完璧です。

左手は4分音符。もちろんこちらも弾けます。

そして

両手でのレッスンで、事件?は発生。

『あれあれ?

先週、右も左もできてたけど

両手で違う曲になっちゃってる!?

あーぁ…そういうことかぁ』(こころの声)

原因はすぐにわかりました。

左手は4分音符ですから

メトロノームのカチカチと一緒で

刻んでいかなければなりません。

それが

短かったり長かったりしているのです。

なぜか?

大きな要因は

拍を感じていないことです。

 

本来は

左手の4分音符に合わせて

右手のターァタを入れなければならないところを

逆にしているんですね。

もちろん逆にしてもできる人はいますが

拍感がないと

自分のさじ加減で

遅くしたり速くしたりとなってしまいます。

結果、そこだけ変拍子になってしまうんですね。

 

レッスンでは講師がタクトを取りますが

家ではそれをしてくれる人はいません。

本人は気づいていませんから

ずっとそれを信じて練習してきます。

だから直すのが大変。

一苦労となりました。

 

こうならないためにも

メトロノームを活用してください。

音楽的に弾くためには無用なのですが

リズムを知る、拍感を取るには

やはりこれしかありません。

これも

難点はあるのですが…。

うまく活用できるようにしたいですね。

 

レッスンでは講師がタクトを取るので

滅多にメトロノームを使いませんから

生徒さんもそのクセがついてるんですよね。

これからは

レッスンでもメトロノームを使うこと。

意識して登場させようと思います。

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