江戸川区篠崎町のピアノ教室
「皆川音楽教室」主宰の皆川伸子です。
先日のレッスン見学のあと
このようなご質問をいただきました。
〘子供の進み具合やレベルは、いかがなものか?〙
保護者様が一番気になるところだと思います。
一般的に
ピアノのメソッドは
バイエル、ブルグミュラー、ソナチネ、ソナタと進んでいきます。
『〇〇ちゃんと同じ時期に始めたのに、うちの子はまだ〇〇(教材名)を弾いている。』
『ピアノのことは全くわからないから、今ってどれくらいのレベルなのでしょうか』
など
不安があるかと思います。
ネット掲示板では
〘小学生1.2年生でソナチネを弾いている子がいるのに、うちの子はまだバイエル、遅すぎませんか?〙
このような内容を゙目にすることがあります。
これは私の見解になりますが
小学校低学年で
きちんとソナチネが弾けているのなら
その子はピアノの才能があるお子様だと思います。
でも、弾いている度合いが
たどたどしく弾いているだけだとしたら
本当の実力はソナチネ以下です。
実際
まだ小さいお子様の手に、ソナチネは向いていません。
どのような過程でソナチネを弾いているのかはわかりませんが
ただ進度にこだわって
教材を進めるだけのレッスンは
お子様のためになっているとは思いません。
また
同じ曲でも
先生によって
指導の仕方が違います。
生徒がどこまで弾けたら終わりにするのか
完成度も様々なのです。
ですから
ひとえに
この教材をやっているから安心
ということはありません。
最初のご質問にお答えします。
当教室は
生徒一人ひとりに合ったレッスンを゙心掛けています。
レベルだけにこだわって進めるようなことはしませんが
同じところをずっと足踏みするようなレッスンもしていません。
生徒の様子を見ながら
確実に前へ進んでいきます。
ピアノは
鍵盤を叩きさえすれば
簡単に音が鳴る楽器です。
だからこそ
ピアノを習うということは
ピアノをただ弾ければいい、楽譜がただ読めればいいということではありません。
曲に合った演奏法を身に付けて、音楽を創ることだと思っています。
引き続き見学があります。
疑問に思ったことは、いつでも講師にお尋ねください。
お子様、保護者様、講師が一体となってレッスンに取り組めるよう
ご協力をよろしくお願いいたします。