江戸川区篠崎町のピアノ教室
「皆川音楽教室」主宰の皆川伸子です。
入会の際にお渡しする教室のきまりには、爪は切って清潔にしましょうと書いてあります。
低学年までのお子様は、保護者様もお子様のことを気にしているので、たいていきちんと切ってあります。
が
高学年になると一転、ひとり立ちを望んでいるのもあるかと思いますが、お子様の爪について無頓着になりがちです。
伸びた爪は、大人のオシャレな方のように、キレイに整えてあればまだいいのですが、たいてい黒く汚れています…
そりゃ、学校で鉛筆消しゴムを使いますし、習字もあるでしょう。図工では、さまざまな道具を扱ったりもします。
手は洗ったつもりでも、爪の中の汚れは落ちきらずにばい菌が入ります。その手で色んな物を触れば、他の人にうつります。
ですから
子供のうちは、爪は切っておいた方がいい、というのが
私の意見です。
だいぶ親目線でお話しました。
講師目線でお話しますと
やはり爪は切ってレッスンにいらしていただきたいです。
爪が長いと、カチカチなってしまって弾きにくいです。
そのため
鳴らないように第一関節を伸ばして弾くようになります。
ピアノを弾く正しい手の形からは遠ざかってしまうんです。
それでは、動く指も動かなくなり、ぎこちない音になってしまいます。
爪を切ってレッスンに臨んだほうが、断然得なんです。
教室には、小さい頃から来ている中学生でオシャレをしたくて伸ばしている子もいます。
そういう子は
もう基礎はだいぶ身についたからいいかな、と容認しています。(手はしっかり洗ってもらっています)
爪が長いと危険がいっぱいです。鍵盤に挟まってはがれることもありますからね。
お子様の爪
時々、確認してみてくださいね。
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