江戸川区篠崎町のピアノ教室
｢皆川音楽教室｣主宰の皆川伸子です。
指番号は、
親指から小指まで、12345と決まっています。
4と5の指は
日常生活において
主役となることは、ほぼありません。
ですが
ピアノを弾くには
全ての指が、主役になる可能性があります。
特に、和音を弾いた時は
上の音の響きが大事なので
4や5の指が大活躍しますね。
それらの指は
レッスンをしていても
とても気になる存在です。
弾くたびに
他の指がピーンと上がってしまったり
ベタ弾きになってしまったり
力が入りすぎている生徒さんが多いです。
特に、左手が目立ちます。
ある生徒さんは
左手の4の指を弾くと、2の指が上がってしまいます。
そうならないように
右手で、そっと2の指をおさえるよう指導しました。
弾こうとするから、余計な力が入るのです。
（まぁ弾くんですけどね）
あまり意気込まず
さっと風が横切るくらいの感じで
ふーっと息を吐いて
弾いてみてください。
力を入れないことを意識しましょう。
低学年は特に力いっぱい弾きがちです。
そもそも、あの小さな手に鍵盤は重すぎるのです。
音が鳴らなくてもいい
今は指が動けばいい
それくらいの気持ちで弾きましょう。
前述のある生徒さんは
いつのまにか
ピーンがなくなりました。
きれいな手の形になり
どの指を動かしてもなめらかです。
ここまでなるには
何度も注意を重ねましたし
本人も意識して練習したのでしょう。
直ってよかった！
私も嬉しかったです。
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