江戸川区篠崎町のピアノ教室

「皆川音楽教室」主宰の皆川伸子です。

タイを使ったリズムの注意点を話します。

タイは同じ音を結ぶ印で

後の音符を弾き直しせず

伸ばしっぱなしにします。

例えば

2小節にまたがって

全音符と4分音符にタイがある場合

全音符を弾いたら

次の小節の4分音符が終わるまで伸ばし続けます。

つまり全音符4拍+4分音符1拍なので

5拍伸ばすことになります。

数字が数えられればすぐに理解できますね。

問題は数え方です。

4/4拍子では

拍は1.2.3.4と数え5という数字は存在しません。

ですからこの場合は

1.2.3.4.1と数えることになります。

拍感を持たないでいると

伸ばす分だけ1.2.3.4.5と数えてしまいがちです。

同じ数だけ伸ばすんだから

どっちでもいいんじゃない?

そう思う方もいるかもしれません。

それは違います。

それなら拍子はいらなくなりますし

小節線もいりません。

とても見にくい楽譜になってしまいます。

拍子があるから

音楽を演奏することができるし

メロディーに抑揚がつくのです。

オーケストラなど

大勢で演奏するときには

そのようなルールを守らないと

バラバラになってしまいます。

タイがあったら

楽譜に1.2.3.4とふってみるといいですよ。

そして

タイが始まる音は少し強めに弾くようにしましょう。(音の減衰を防ぎます)

がんばりましょう😉

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