札幌市西区
「及川ピアノ・ヴァイオリン教室」
ピアノ講師 及川陽子です ♪
保護者さまから「子供が練習しないのでピアノやめます。」
という事が何度も何度もあります。
ここに至るまで、家庭では、悩み、辛い日々を過ごされていたと、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
他にやりたい事が子供にある場合(サッカー、野球、バレー、勉強等)は、そうだねと納得できる。
そうではない場合は、先ずは再度相談して頂く。
ピアノ等楽器を習わせるお母様達は、ご自分も音楽が好きで楽器をお弾きになられる方もいらっしゃる。その楽しみを我が子にもと習われている。
だから、なんで練習しないのかな??と不思議に思われる。
はい、我がお教室の生徒さん、アンケート取っていませんし、大きな声で言えませんが、『ほとんどの子が、自分からは練習しない。練習を嫌がる…』とのこと。。
レッスンでは毎回、ほぼ完璧に弾いてくる生徒さんでもそうなんだと、私はびっくりした事があります。
私は、ピアノを続ける事により
① 将来、音楽を楽しめる力をつける
習い事は、将来のための技術🟰遊びの道具をゲットする機会。色々な武器を用意する。技術は大事な遊び道具。(武田双雲)
学習発表会でピアノ伴奏する、合唱コンクールで指揮者、伴奏者になる、吹奏楽部、合唱部に入る、友達とバンドを組む、J-popを弾く、歌う、演奏会を聴く、、可能性は無限。
②『自分はやればできる』と根拠のない自信のある人間になる。
毎日、繰り返す練習は、積み重ねの大切さ、忍耐力を育てる。楽器の練習は、新しい曲だから当然弾けない→右手を弾く→左手を弾く→両手ゆっくり→何度も何度も弾く→スラスラ両手で弾ける!!
のステップを毎日、毎週経験している事になります。ステップアップしていると人間は気持ちが良くなる。(脳から幸せのホルモンが出てくるとのこと)
一般的にレベルの高い高校、大学には、楽器を習っている人が多いというのは、繰り返すことができる忍耐力と『やればできる!!』という自信、自己肯定感があるからと思っています。
この2つの理由で、私は続けてみませんかとお話ししている。
実際、思い留まり高校まで続け、ショパンの錚々たる曲を弾き親子で感激!も経験ありますし、ピアノやめて他の習い事にしたけど、やっぱり続かない。嫌がるからやめさせたのに大人になって縛ってでも続けさせてくれればよかったと言われたなど。
最良の答えは、時間をかけないと誰にもわからないけれど。
長くなりました。
さて、問題の練習しない、嫌がる子をどうやって練習させるかについては、また書きます。
今日もありがとうございました。 (Y)
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