こんにちは。奈良市佐保台のピアノ教室ならやまピアノ教室主宰の上野敬子です。

この週末は、富山県高岡市でピティナピアノコンペティション高岡地区予選の審査員長を務めました。今年初の審査は、参加者も多くなく、何故か?欠席者も多くて、とてもゆったり審査できたので、いつもの審査より気力体力共に楽でした。審査員長は、審査だけでなく、審査員の先生方が気持ち良く審査できるように考えたり、開催事務局との方々とのやり取りや、何かにつけて最終決定しなければなりませんので、その気苦労もありますが、今回は全てにおいて問題なく、審査員室も終始和気藹々としたムードで審査が進み、ホッと一安心しながら帰路についています。

コンクールは、最終的には通過できるかできないかという結果がでてしまうので、参加者はそこで一喜一憂するのですが、この結果は本当に気にしてはいけません。通過したからといって有頂天になってはいけないし、通過しなかったからといって落ち込む必要はないのです。審査している私達は、その一瞬の演奏を聴いて採点しています。勿論、一生懸命聴いて、講評を書き、採点しているのですが、その一瞬の事です。ひとりひとりの頑張り、将来性まで見抜く事はできないのです。ある程度、想像はできますが、それも審査員それぞれの考え方次第ですし、音楽は主観的なものですから、正確がありません。同じ演奏を聴いても、9点の審査員も7点の審査員もあるのです。大切な事は、本番でベストパフォーマンスができる事、そして講評から次への目標を見つけて学び、成長する事です。ピティナは学習者のコンクールです。結果より学びです。今回も審査しながら、思う事は沢山ありました。私達審査員も、審査しながら学び続けています。予選通過した生徒達は、本選へ向けて、これから予選の生徒達は予選に向けて、惜しくも奨励賞で本選に進めなかった生徒達は次の目標(コンクールに限らず)向けて、頑張って成長して欲しいと、切に願います✨

来週末は、奈良後期予選🎹チャレンジする生徒が多いのかな?と思います。肩の力を抜いて、いつも通り気持ちよく演奏して欲しいです♬

写真は、審査終了後、審査員の先生方と開催支部代表の先生との記念写真です。一番チビが私…笑

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ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子)

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奈良市佐保台のピアノ教室「ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子)」です。本当に音楽的な演奏を楽しむためには、的確な指導のもとに、ご家庭の協力と生徒さん自身のたゆまぬ努力が必要です。上手になりたい、頑張りたい生徒さん、パパママ、大歓迎です。