武蔵野市吉祥寺北町4丁目のピアノ教室「なかはらピアノ教室」です。
今から10年以上前、娘が幼稚園から小学校の低学年の頃、ママ友から「おうちでは(子どもと一緒に)どんな曲を聴いているの?」という質問が何回かありました。その頃は仕事は休業していたのですが、私がピアノ講師の経験があるのを知っていて関心を持ってくれたのかもしれません。そのような時は決まって「私が好きな曲♪」と答えていました。
我が家では子ども用のクラシックCDは特に購入しませんでした。既にいくらか手持ちがあったこともありますが、親子で音楽を楽しむことは、どのような曲を聴くのかではなく、まずは音楽を楽しむ雰囲気が大切という気持ちが「私が好きな曲♪」という答えになったのだと思います。クラシック以外にも中島みゆき、松任谷由実、ジブリ、ディズニー、童謡・・・ジャンルを問わず様々な曲を食事、おやつの時間、家事をしながら娘を遊ばせている時間に一緒に聴きました。NHKのFMラジオ放送のクラシック番組も、曲目を問わずよく聴きました。いつも何かをしながらが、我が家流です。
その中で唯一我が家のCD棚の片隅に置かれていた子ども用のクラシックCDが、プロコフィエフ作曲「ピーターと狼」とサン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」です。これは私が新米ピアノ講師だった頃に気に入って購入したものです。2曲が1枚のCDに入っています。
今回は「ピーターと狼」をご紹介いたします。
音楽童話(オーケストラと朗読のための交響楽的童話)です。ピーター、オオカミ、アヒル、猫など登場する人物や動物たちに一定の主題を与え、お話と音楽を同時に楽しむことができます。
●1例目は、武蔵野市立図書館所蔵のCDです。
ピーターと狼作品67(はじめてのクラシック 子供たちと豊かな音楽の、すばらしい出会いのために。)
明石家さんまさんのナレーションです。英語のナレーション版も同時に収録されています。解説書には楽譜につけられた台詞とその対訳がおさめられています。
●2例目は、ナクソス・ミュージック・ライブラリーからです。
プロコフィエフ:ピーターと狼https://ml.naxos.jp/work/4517601
こちらは英語のナレーションです。
武蔵野市立図書館の利用者カードをお持ちの方は、カウンターで利用パスワードの申請をすると、冒頭部分だけではなく全曲を無料で視聴することができます。
なかはらピアノ教室
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