武蔵野市吉祥寺北町4丁目のピアノ教室「なかはらピアノ教室」です。
厳しい残暑が続いています。多くの生徒さんは2学期が始業して早くも1週間が過ぎました。夏休み明けで少し疲れた表情も見えますが、皆さん元気にレッスンに通っています。
前回の「親子で楽しむ音楽 NAXOS 4」では、娘が幼稚園から小学校低学年の頃、家庭で一緒に聴いていた音楽「ピーターと狼」についてお伝えしました。
今回はその続編で、サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」をご紹介いたします。この曲は全15曲で構成されていて、ほとんどの曲に動物の名前にちなんだ曲名がつけられています。
1.序奏とライオンの王者の行進(Introduction and Royal March of the Lion)13.白鳥(The Swan)は、どなたでも一度はどこかで聴いたことがあるのではないでしょうか。
4.かめ(Tortoises)では、冒頭10秒から13秒くらいの部分からオッフェンバックのオペレッタ「天国と地獄」の序曲(カンカン)が、12.化石(Fossils)では、冒頭22秒から28秒くらいの部分から「きらきら星」が引用されています。クイズ感覚で聴いてみると面白いですよ。
ご紹介する音源は、ナクソス・ミュージック・ライブラリーからと武蔵野市立図書館所蔵のCDです。
●ナクソス・ミュージック・ライブラリー
動物の謝肉祭 https://ml.naxos.jp/work/7333982
パリ音楽院管弦楽団による演奏です。上記のクイズ感覚で聴いてみる場合は、記載の曲の番号とトラックナンバーが一致するこのアルバムがおすすめです。
※武蔵野市立図書館の利用者カードをお持ちの方は、カウンターで利用パスワードの申請をすると、冒頭部分だけではなく全曲を無料で視聴することができます。
●武蔵野市立図書館所蔵のCD
動物たちのカーニバル/サン=サーンス【動物の謝肉祭】
もともとは11人の奏者のための作品ですが、このアルバムは、それぞれのタイトルや音楽にちなむ谷川俊太郎氏の書きおろしの詩の朗読が、音楽に先立ち加えられています。語りは、女優の三田佳子さんです。オーケストラによる英語版の演奏も同時収録されています。
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