従姉妹から年賀状を毎年もらうんだけど、今年は従姉妹会をやりたいねーなんて書いてあって、
久しぶりに従姉妹たちに会いたいなあ、と思ったお正月です。
中学から高校の間に、某音大の声楽科にいた従姉妹のかおちゃんの伴奏をしていました。
お雛様そっくりのお顔立ちの上品なかおちゃんにくっついて、毎週のように声楽科の教授のお宅へいそいそと練習について行ったもんです。
そういえばかおちゃんは声楽科なのに、YAMAHAのフルコンを自室に持ってたよな。
いつもいいなあ、と思ってました。
声楽のお教授がこれまたセレブな方で、某有名製紙メーカーの会長夫人でした。
高台にそびえる豪邸の優雅なレッスン室で、毎回カチンコチンに緊張して伴奏してた中坊を、夫人はなんと思っていらしたか。
しかーし、緊張しながらも伴奏と声楽のノウハウをこっそりいただき、うちに帰ってから真似っこして練習してるうちに
なんだかどんどん声が出てきちゃって、母に頼みこんでボイトレの先生をつけてもらいました。
そのときに肺活量が男並みにあること、声帯の写真を撮ってもらったら低音から高音まで出る声帯だとかで先生も驚いてました。
しれっと伴奏してましたが、高校の終わりくらいには従姉妹より声が出てたかもしれません。
レッスンのあとにはかおちゃんに
「お茶してから帰りましょう♪」
と誘ってもらうのがすごく大人になった気分で嬉しかったです。
懐かしい綺麗なかおちゃんとまた音楽したいなあ。
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