genki認知症の予防や治療にはピアノやギターがとても良いと良く言われていますね。それは10本の指全部を使って演奏しなければならないからです。普段なかなか使わない薬指や小指も使うため、指先から受ける刺激が脳に良いという訳です

そして、歌うことも良いと言われています。脳に近い部分を刺激することが認知症に効果的らしく、声を出す事で声帯が振動するのでそれによる脳への刺激が良いようです

これら全てを一度に出来るのがクラリネットだと思います

まずクラリネット(管楽器)で大切な事は呼吸です。

普段の生活では息を思いっきり吸ったり吐いたりすることは少ないのではないでしょうか?

それを常に繰り返しながら演奏しなければならないので結構疲れます歌っているのと同じような状態です。

クラリネットはそーっと軽く息を入れても音が鳴ってくれません。。。腹式呼吸でしっかり呼吸をしないと鳴らないので血流が良くなります。(当教室では年齢や性別、体格等考慮し無理なく演奏出来るよう指導しております

実際、私も頭痛の時に楽器を吹くとほとんど良くなります

そして、クラリネットはマウスピースという吹き口をリコーダーの様にくわえて演奏します。

直接歯に当たるので振動が伝わり脳に良いと考えられます

そして最後に、クラリネットは9本の指を動かして演奏します。残る1本も楽器を支えるためにとても重要な指になります。

指先でしっかりキーを押さないと音が鳴らないのでこれも脳に良い刺激になりますね

 

今まで出会った生徒さんの中に手足の痙攣が止まらない方がいらっしゃいました。

初めは痙攣によりキーを押すことも難しかったのですが、数か月後にはほとんど気にならない程にまで良くなっていました。

今では楽しく曲を吹いていらっしゃいます

医師ではないので詳しいことは分かりませんが、身体に与える影響はかなり良いのではないかと思います