こんにちは♪
西宮市甲東園(阪急甲東園駅より徒歩3分)
ピアノ教室 Farbe の木村彩乃です(^^)
『お誕生月の作曲家シリーズ』
と題しまして、私の好きな作曲家や、思い出の曲を、その作曲家のお誕生月に因んでご紹介するシリーズです✨
まず第一弾として、今月は3月
ということで誰にしようかな♪と調べたところ、3月がお誕生日の作曲家(それもポピュラーな人ばかり!)がとても多くて迷ってしまいました( ; ›ω‹ )
それで落ち着いたのが、
1732年3月31日生まれの『ハイドン』
他の3月生まれの作曲家
バッハでもなく、
ショパンでもなく、
なぜハイドン?
と言うとハイドンファンの方に怒られてしまいそうですが(^^;;
少なくとも私の周りでは、
『ハイドン大好き♡』という人をあまり聴いた事がないのです…(゚∀゚)
私自身、お恥ずかしいことに、大学を卒業した頃でさえ、ハイドンを勉強したのはソナタ・アルバム(古典派ピアノの学習用として、代表的な作品が集められている楽譜)に収めらている4、5曲程度…という貧相なものでした。。
私が、ハイドンを弾いてみようかなと思うきっかけとなったのが、参加したウィーンでの夏の講習会でした。
その時に、ハイドンの生家を訪れたこと、他の受講生の方のハイドンの演奏に感動したこと……
積極的に知ろうとしてこなかった作曲家を、急に身近に感じることが出来た体験でした。
『ハイドンの生まれた場所で、ハイドンが見たであろう景色を見て、ハイドンが作った曲を聴いていると、何かが迫ってくる!』と、その時の日記に書いています(๑˃̵ᴗ˂̵)
この時初めて、それまでソナタアルバムの中だけでしか知らなかったハイドンの色々な作品を知り、急にハイドンファンに✨(突然ファンになることはよくあります(≧∇≦))
その後、ハイドンのことを調べると、
ピアノ・ソナタだけでも50曲以上
室内楽曲の中の弦楽四重奏曲に限っても68曲
交響曲に至っては106曲
全てのジャンルを網羅した作品の総数何と!!
700曲以上!!Σ(ʘωʘノ)ノ
そんな膨大な作品を残した多作の作曲家であります。
『交響曲の父』『弦楽四重奏曲の父』と呼ばれたハイドンの生家は、ローラウというウィーンから東へかなり離れた長閑な場所にあります。
草原、お花畑、田畑、山、時々家屋
という景色の中をひたすらバスで2時間半ほど…
生家は突然現れます。
白壁の平家でこじんまりとしたかわいい造り(^^)
なぜか家の全景を撮っていないので(^^;;
中庭の写真です
天井に干されたトウモロコシ(゚∀゚)
このハイドンハウスのコンサートと、別の日にレッスンを聴講した時にとても感動して、ウィーンの楽譜屋さんで即座に購入してしまったのがこちらの2曲。
ピアノ・ソナタ Hob.XVI:20 ハ短調
アンダンテと変奏曲 Hob.XVII:6 ヘ短調
これを聴くと何となく、懐かしい気分になります♪
私にとってハイドンは、しばらく弾いていなくて、久しぶりに楽譜を開いた時にも、
『おぉ〜久しぶりだね〜覚えてるかい?』
と温かく迎え入れてくれるような……
『ハイドンおじさん』とでも呼びたくなる様な、
そんなイメージです(*^^*)
まだまだ全作品を知ることは出来ていませんが、これからも、折に触れて勉強したい作曲家です♪
ピアノ教室 Farbe
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