こんにちは♪
ピアノ教室Farbe 木村彩乃です。
毎日暑いですね
くっきりとした青い空に、描いたような白い雲…
何でもない1枚ですが、夏!!という感じの、ジブリの背景画の様な写真が撮れました
夏休みも始まり、生徒さんたちは元気いっぱいです
『全然弾けてない!ってお母さんに怒られて2時間練習した』と、有り余る時間をピアノに当ててくれているのは嬉しいことです(*゚▽゚*)
保護者の方で時々、
○○ちゃんは、もう何冊目まで進んでるよ!
○○くんは毎日練習してるんだよ!
練習しないと○○ちゃんみたいに弾けるようにならないよ!
など、ほかの生徒さんを引き合いに出してお子さまを鼓舞される方がいらっしゃいます。
鼓舞して下さること自体は有難いのですが、人と比べられると子どもはやる気を失います(^^;;
ピアノの練習が面倒になった時、うまく弾けなくて壁にぶつかった時、嫌になってしまうことは誰でもあると思いますが、そんな時、教える側があれこれ方向を示したり、保護者の方の応援などを受けて、踏ん張れるか踏ん張れないかは、最終的には自分との戦いなのです…
スポーツは勝敗がつきますが、でも、自分に課す日々の鍛錬、1年前の自分、あるいは昨日の自分と、今のタイムや距離をどれくらい縮められたかというのは、やはり自分との戦いなのではないかなと思います。
誰がどの曲まで進んだか、友だちがどれくらい弾けるようになったか、
人のことを全然気にせず、今、新しく自分が出来るようになったこと、苦手を克服出来たことなど、自分自身のことについて探究心を持ったり、喜びを見出せる子は、強いと感じます。
本番でほかの人の演奏を聴いてもぶれないですし、友だちの演奏を聴いて、自分より上手か下手かではなく、『綺麗な曲だった!』とか、『あの曲、弾いてみたい』など、素直な感動と称賛を感じている生徒さんを見ると、これこそ音楽を楽しむという本来の姿だなと、私も嬉しくなります⸜(๑⃙⃘’ᵕ’๑⃙⃘)⸝⋆︎*
小学校低学年くらいまでは特に、同学年のほかの子の動向は気になっても仕方ないと思いますし、それが、自分の発奮材料になるなら、それは素晴らしいことだと思います。
けれど、ある程度まで進んだら、あとはそれぞれの課題と向き合うことにシフトしていかなければ、壁にぶつかった時、自分の力で乗り越えることは難しくなってしまいます。
うまくいかないのはどうしてだろう…
この曲はどんな表現にすれば良いのかな…
そんな風に考えることができるようになると、その面倒と思ってしまいそうな試行錯誤の過程自体が楽しいことに変わります。
性格もペースも人それぞれなので、保護者の方が声掛けをして下さる時は是非、他人との比較ではなく、お子さま自身の以前と今を比較して頂きたいです✨
今、頑張っている1人1人を見ていると、
こんなに分かるようになったんだね、弾けるようになったね
褒めるところが、たくさん見つかります
ピアノ教室 Farbe
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