曲を弾く上で、大事なテクニックのひとつが、スケール・カデンツァです。最初は、テキストのハノンを見ながら、ハ長調から練習を始めていきます。
最近練習し始めたE君です。2オクターブ続ける指使いが、なかなかうまくいきません。ゆっくり片手ずつやるとなんとかできるのですが、両手になると、つっかえてしまいます。指かぶせや指くぐりの場所をまちがえると、主音が、1や5の指で終われません。
今日のレッスンでは、途中の指くぐりをまちがえて、最後に指が余ることに気付いたE君は、しれっと最後だけ合わせていました。思わず「今、ごまかしたね!」と、私が言うと「へへへ」と、笑顔です。こちらも笑ってしまいました。途中まちがえてもこちらが注意しないと、そのまま最後までいってしまう生徒さんが多いのですが、最後つじつま合わせをするE君は、賢いなんて思ってしまいました。おもしろいですね。
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