幼稚園年長のMちゃんのレッスンをしました。曲は『かっこう』です。
かっこうという鳥を、Mちゃんは知らないそうです。実は、私も知りません。そこで、スマホで検索してみました。画像があり、わかりやすいですね。
「これは何？」と言って、Mちゃんが、スピーカーのようなマークにタッチしました。すると鳴き声が聞こえました。本当に「カッコウ」と、鳴いています。
日本昔話の中に、こんな一話があるそうです。
母親が、背中がかゆいので子どもに掻いてくれと頼んだのですが、遊びに夢中の子どもは聞いてくれません。そこで仕方なく川辺の岩で背中をこすっていましたが、あやまって川に落ちて死んでしまいました。後悔した子どもは、鳥になって「かこう」→「カッコー」→「カッコウ」と、鳴いているのだとか。
ちょっと悲しいお話で、神妙に聞いていたMちゃんでしたが、ピアノは、首を振りながら楽しそうに弾いていました。
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