小山実稚恵さんのピアノコンサートに行ってきました。地元の文化会館で、こんなに格安で、小山実稚恵さんの演奏が聴けるなんてラッキーです。

前半はシューマン、後半はショパンのプログラムでした。どちらもロマン派です。シューマンはクララ、ショパンは、コンスタンツィアへの苦難の恋愛で有名ですが、恋愛の情熱は、芸術へのとてつもなく大きな力となることを、あらためて知らされました。

小山さんのコンサートに出かけたのは、今回が二度目です。一回目は、もうずいぶん前のことですが、その時「チャイコフスキーとショパンの両方のコンクールで賞をとったのは、日本では小山さんだけです」と紹介されていましたが、今でもそうなのでしょうか?

演奏は、卓越したテクニックのもと、迫力あるフォルテの音と反対に繊細で透明感のあるピアノの音で、楽曲を表情豊かに表現していました。

鳴り止まない拍手に応えて、アンコールは、ショパンのワルツを三曲も弾いてくださいました。なんだか得した気分です。

家に帰って早速ショパンの楽譜を開き、今日聞いた中から以前弾いたことのある曲を弾いてみましたが、ただただ自分の無能さに落ち込むだけでした。

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髙橋ピアノ教室

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