5年生のAちゃんのレッスンをしました。 曲は、仕上げの段階です。
「こことここは、少し弱い音にして、クレッシェンドのここから最後に向かって、だんだん大きく盛り上げていったら?もっと表情をつけてみようね」と、アドバイスしました。
Aちゃん、ちょっと考えて
「いやです。 ずっと普通に弾いて、ここから最後までどんどん大きくした方がいいと思う」と、言うのです。
「そう? でも、少し強弱の変化をつけた方がよくない? 」
と言ったのですが、Aちゃんは、納得できないようです。 無理に押し付けてもよくないと思い
「わかった。でも、来週までしっかり弾き込んで考えてみてね」とレッスンを終えました。
生徒さんから、こんなにはっきりと自分の意見を言われたことは、あまりありません。 Aちゃん、感性が豊かに育ってきてるんでしょうね。 成長を感じたひとときでした。
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