音階の練習の時、小さな生徒さんには、指を擬人化して教えることがあります。
上行下行で、それぞれ指くぐりと指かぶせをする場合、先に弾いた指の離れが遅いと手首と腕が大きく動いてしまい、なめらかな音階になりません。
そこで、指くぐりや指かぶせの時「あんた、どいてよ。邪魔よ」と言いながら、音階を弾いてみせると、たいていの生徒さん達にウケるんです。
今日レッスンに来た2年生のE君も、笑いながらおもしろそうに何度も繰り返していました。ただ、その指使いを覚えてもなめらかな動きになるのには、まだまだ時間がかかりますが・・・。
小さな生徒さんには、どんな言葉で伝えるかが難しいのです。
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