Aちゃんは、譜読みが苦手です。あやふやな暗譜状態で、楽譜を見ずに弾いてしまいます。その為、いつも同じところの音が違ったままです。
「ちゃんと暗譜するまでは、しっかり楽譜を見ようね」と言うのですが、なかなか見てくれません。
なぜ楽譜を見ないのか聞いてみると、以前在籍していた教室の先生が、楽譜にドレミを書いてくれていたので、譜読みができない、したくないのだとか。そこで、譜読みのコツを教え、一緒に根気強く譜読みをしていきました。
すると、先日のレッスンの時
「発表会が終わって、譜読みが上達した」とうれしそうに言ったのです。進歩ですね。よかったです。
でも、続けて
「前の教室では、3人くらいのグループレッスンだった。楽しかった」と言うので、
「こっちとどちらが楽しい?」と聞くと、Aちゃんちょっと考えて
「楽しさでは、前の教室かな?」と。
譜読みをしてくれるようになったのはうれしいのですが、それを聞いて、今度はちょっと落ち込みました。
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