なぜか

今だに

海外の子供貧困問題の福祉支援に
取りくむ方々は多いが

自身の国、日本の子供たちの多くが

 

極度の貧困状態に在ることを

彼らは知っているのでしょうか。

 

まさか
日本の子供たちが

現在、この時代に

このような悲惨な状況に在るとは

想像しない方々も

まだまだいるようです。

 

(相対的貧困状態 という言葉を
甘くみてはいけない・・・。
普通に見えていて
おなかを空かせていたりする ・・。)

 

◎大昔の話しではありません。
 現在の話しです。

◎よそのアジアの国々の話しではありません。
日本の話しです。
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___子どもの貧困の現状________________
日本の子どもの貧困率は今
OECD加盟国の中で最悪の水準にあります。
今日では
7人に1人の子どもが
貧困状態にあるとされています。

貧困に追いつめられた親が
虐待や育児放棄に至るケースも
あります。
また

日本の母子家庭における
貧困状況の特徴に
無職者の貧困家庭よりも
有職者の貧困家庭の方が比率が高い
という事があります。
日本では
子育てと就労の両立が
難しい社会環境にあります。
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筆者も
お腹いっぱいに
食べることができていない
子供たちを
しばしば見かけます。

最も強烈な
ショックだったのは

 

市町村がお月謝支援をしている
ピアノレッスン
(かつての筆者の担当レッスン)に
何とか通えていた
ピアノが大好きな2年生の女の子
Mちゃん(匿名)でした。

 

 

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会う度に
どんどん、
ほおが痩せこけて行くのが
分かりました。

目のまわりも
だんだんへこみが大きくなり、、
骸骨のようになって行きます、、。

暗い表情で元気なく
それでも
ピアノが大好き、と
いっしょに音楽を
楽しんでいました。

ある日、

見ると
涙いっぱいにして
泣いています。

顔色も
すぐれません、、、、。

 

 

どうしたの、、?と
静かにきくと

「ピアノをやりたいなら
自分のおやつ代でお月謝を払いなさいと
ママから言われ、おやつを
全く食べさせてもらっていない」

、、とのこと、、。

 

 

(しかし実際、お月謝は市町村から
通常お月謝の約3分の2ほどは
出ているレッスンです、、。)

 

ママはきっと
子供のおやつ代すら
厳しい状況だったのでしょう。

しかし
この女の子のこの状況では
おやつによる補食が
どれほど栄養補給にとって
大切か、。

 

筆者は
言葉が出ませんでした。

 

その子は
やがてやめて行きました、、。

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またそんな中
指導をする私を
_________________

一番、理解し
ねぎらってくれていたのもまた
子供たちでした。
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ある1年生の女の子が
お小遣いでぶどうのお菓子を

「せんせいにこれをたべてほしかった・」

と言って買ってきてくれたこともありました。

今でもこのことを思い出すと
胸があつくなります。

 

どんなに大切な
お小遣いだったことでしょう。

、、。

 

後日、
おかえしに
小さなチョコレートを
あげました。

 

 

また

自分のおやつのクッキーを

いつも1枚もってきてくれて

分けてくれる女の子もいました。

 

『いつもありがとうございます』
と、小さなお手紙まで、、、。

(当時3年生・
けっして親から言われたわけでは
ありません。)

 

いっしょうけんめい
自分で考えての
その女の子の
せいいっぱいの
『きもち』だったのでしょう。

 

子供たちにとって

おやつは
宝物と同じです。

 

話しは
子供の貧困から少し
それてしまいましたが

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レッスンとは関わりのない

小学生の子供たちにおいても

お腹いっぱいに
食べることができていなくて
泣きべそをかく子供たちが
周囲にいます。

 

顏がだんだん
やせて行く男の子もいます。

『きょうは給食いっぱい食べた!」
と言っている日は、元気でほっとする。

 

おなかが空いているのに
食べられない悲しさは

 

大人も
子供も
同じですが

 

子供たちには

せめて
栄養足りて

すくすく育ってくれる
日本であってほしいと願います。

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海外へ寄付や支援をする前に

先ずは

日本の子供たちに

 

そして

日本の大人たちに

支援の心や
支援の光を
しっかりあてるべき時代になってしまいました。

 

とても悲しいことですが

 

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子供の貧困への支援は
決して特別なことではなく

ごく日常的な救済として
日本で ものすごく
必要となってしまっています。
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『低所得』のそのレベルが

あまりにも低すぎる時代。日本。

 

高所得者と低所得者の

双方で『差がある』のは構わない。

 

 

しかし

最低ラインが

度をこえ
常識のラインを
下回ってしまっていてはいけない・・。

 

ピラミッドが

あまりにも
過激に作られすぎている。

真っ平らに、と言うつもりは
全くないが

 

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低所得者レベルの
『底上げ』が絶対的に必要だ。
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ピラミッドではなく

もう少し

『台形』に近くなって行くことで

 

おなかをすかせて
すすり泣く子も

いなくなるとよいなあ、と。

 

 

 

『吸い上げる』では

『底支え』は

当然、もろくなります。

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___Mint  Mint ________

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京都大学
科学者陣からの発信

 

 

 

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☆子供たちには最初に先ず感性を育てる感覚的レッスンが必要です☆ 幼児プレピアノはとくに大切な期間☆最初が肝心です☆ ピアノ大好き☆音楽大好き☆