子供たちの発達を考慮した上で

子供たちにとって
よい音楽は?と考えるときに

先ず気をつけたいのが

 

◎「調感」。

 

単に長調か短調か
という事ではなく

子供によっては
C dur(ハ長調)に
飽き飽きしている子が見られるのは
たいへん興味深いことです。

 

筆者の
発達支援の現場研究では

その子が大好きな
ある曲を
ある日

Cdurで弾いたところ

 

幼稚園帰りのその子供は
全く聴く耳を持てない様子。

 

 

そこで
同じ曲を他のキーに変えてみたところ

子供の目が突然輝き出した
ということがありました。

 

 

___________________
私見ですが
おそらくは幼稚園の保育士さん方が
最も弾きやすい
お手軽なハ長調ばかりを
度々聴かせていたかもしれません。
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__保育現場の鍵盤について___

 

<提言>

*保育の現場に
ほぼ定番のように置いてある
2オクターブほどの
小さな鍵盤(卓上キーボード)が
ありますが
懸念すべき点があります。

2オクターブほどの鍵盤数ですと
やはり
弾いてあげられる調は
限られます。

おそらくそれで、
いつも「ハ長調」になってしまって
いるのでしょう、、、。

 

国がもしも
そのようなものを
基準として
保育現場に推奨していると
するならば

 

子供の健康的な発達を見守る
育児・保育の現場として
それぞれのニーズに合わせ
再考・検討の
余地がありそうです。

(子供自身がおもちゃのように
触って弾くという場合には
問題はないと思いますが、
保育や支援を担当する
先生や保育士が弾いて
音楽を提供する、、となると
問題は
思いのほか大きいかもしれません。

 

 

子供への音楽は

まだまだ

簡単に考えられているようです。

 

 

多くの人が考えるより

音楽は
子供にとって

もっともっと

大きな問題なのです。

 

保育・支援の現場で

簡単なメロディーを奏でる事においても

果たして『音楽』の提供というレベルに

 

達しているかどうか・・

 

実際のところ

もう少し

音楽であってほしい
と願う筆者であります。

 

 

いつから

保育の現場では

あんなに

小さなおもちゃのような

楽器(?)・・に

なってしまったのか。

 

 

 

♦︎曲のキーが変わるだけで
ヒトの感覚世界は
ガラッと変わります。

調感は
ヒトが聴く音楽の
重要な要素です。

 

音楽は
子供たちに必ず
必要なものです。

 

 

ここには記述しませんが

他の重要な要素として

和声感が上げられます。

 

子供の
スリーピングミュージックは
とくに重要です。

 

________________
大人にとっての「眠る」と
子供にとってもの「眠る」は

全くちがう意味を持つからです。

子供にとって「眠る」行為は
成長そのものでもあります。

スリーピングミュージックは

大人の趣味で選曲すると
時には、子供の眠りに適さない
ということも
あり得ます。
________________

 

子供は

子供という生き物

です。

 

 

当然ながら

 

大人たちは

自分たちとはちがうんだと
意識することが

 

何事においても

大切です。

 

 

子供の発達にとって
重要な「眠り」。

 

もっと

子供たちの眠りを

大切にとらえてみたいものです。

 

人間が無防備で聴く
BGM。

 

 

とくに

子供の
スリーピングミュージックで

その子の一生が変わると言っても

 

過言ではありません。

 

 

音楽は人にとって

多くの人が想像するより
はるかに大きな力があり
想像よりはるかに
大きな影響があります。

 

 

育ち盛りの子供にとっての

音楽環境

 

 

もっとちゃんと
考えてみませんか。

 

 

________________

子供発達音楽プログラム研究制作・
ピアニスト・ボーカリスト
作編曲家

ポーラちかこ


中学高等学校音楽教員免状第一種
学位:音楽学士

________________

 

 

___MintMint___

 

 

銀河の家路☆MilkyWay☆ポーラちかこ 編曲・演奏

 

 

 

音楽の宝物・ 感動で涙ぐむ タクト君。。☆

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☆子供たちには最初に先ず感性を育てる感覚的レッスンが必要です☆ 幼児プレピアノはとくに大切な期間☆最初が肝心です☆ ピアノ大好き☆音楽大好き☆