多くの音大出身者が
口を揃えて
言うことですが

音大へ進むかもしれないという
可能性があり、

もしもそれを希望するなら

 

 

心に決めて
動き出すのは
だいたい「小学校」の頃から。


親子で
(全体把握は子供の気持ちを受けておもに親が)
意思を決め、

その希望を担当講師に
しっかりと伝えた上で
希望の進路に関して
可能かどうかをうかがい
可能なら

必要な内容のレッスンを
なるべく早期からして行きます。

☆
そして親御さまは

その為の
自宅での環境整備を
積極的にして行きます。
___

 

大学が音大志望の場合
それを早期に決めて

◎そこから逆算して
「いつまでにどこまでの曲を弾くのか」を
講師が考えながらレッスンをして行くことが
どうしても必要だからです。

(そのくらい準備が要るものなのです。)

 

 

もちろん、講師から見て

「志望があるならやって行ける
可能性があるお子さまですよ」

という

講師感覚の
ベースが
大切なのは言うまでもありません。

 

音大卒プロのピアノ講師は
そのお子さまの
ピアノのレッスンを
数年やってみれば
音楽的資質に関しては
だいたいのことが
分かるものなのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

一般受験のように
高校生になってから

大学を音大に・
と決めて

スムースに進めるものでもない部分が多いのは

音楽科(実技・ソルフェ・理論)の受験は
長年の積み重ねが必要なものだからです。

 

(コンクールなどのために
特別にレッスンを重ねて来たお子様なら
高校になってから、などの
パターンもあると思いますが。。)

 

とくにソルフェージュは
「音楽家になる為の耳のトレーニング」
ですので

幼い頃から
それなりの時間をかけて
養うところが
どうしても必要となります。

 

____________________

また一般ソルフェージュと
受験のためのソルフェージュでは

全くレベルがちがいますので

早めに準備が必要になります。

____________________

 

 

(一般科目の受験準備は
例えばにわかに準備しても
想像以上にできるものだったりしますが、
音楽科目に関してはそうも行きません。)

 

 

 

また、基本的に

一般大学受験との併願は
しない場合がほとんどなのは

 

 

背水の陣を敷くほどに
「意思の強さ」がないと
とうてい超えられないほどの

 

◎
『 猛練習 』が
実技に関しては

必要だからです。

 

寝る時間がないほどに
毎日毎日、
実技の練習をします。

(一般教科も気になりながら
音楽準備が想像以上に大変ですので
毎日の自宅での時間割が大切になります。)

 

だいたい

受験前ですと

音大生ピアノ科がなぜか皆、
口を揃えて言いますのが

 


一日、
最低8時間のピアノ練習・

 

ソルフェもあるし
理論もあるし。。

大変です・

 

(筆者も
受験前は一日8時間以上の練習量でした。
誰に言われたわけでもなく
自然にそのような練習量になりました。)

 

 

昔は
エアコンもない時代も
ありましたので

全身、、汗だくで
弾きまくっていたのが
懐かしく思い出されます。

 

 

例えば 一番人気で
「合格は東大より難しい」
と言われるのが

東京芸術大学附属高校(音楽・ピアノ)

 

むしろ
芸大より
合格が困難だと言われています。

 

誰もが、
音大は受験までのレッスン料や
学費が高額になるので

公立音高、公立音大なら。。と
思うもの。

 

 

しかし

 

誰もが考えるからには

。。

当然、

競争は激しくなります。

 

 

私立音楽中学・
私立音楽高校
私立音大・は

たくさんあります。

 

音楽系に限らず
私学が
公立と大きくちがう点は

『創立の精神』

というものがあるという部分です。

 

 

創立者の精神や哲学、
熱い思いが

活きている教育が


私学では可能です。

 

 

音校私学は
学費が少々高め。。?
とは言え

 

大学の先生のレッスン料や
準備資金を総算して考えますと

 

決して

単純に、高い、とは
言えないものでもあります。

_______________________

大学という機関について。



 

大学受験とはそもそも、

 

大学という
研究機関にいらっしゃる
特定の教授のもとで

ぜひとも特定の研究をしたいという

特別な
研究希望に向かって行くための

進路です。

 

 

ですので

「どこの大学に行くのか」ではなく

「この先生はどの大学にいらっしゃるのか」

 

「この大学には○○先生がいらっしゃるから」

 

ということで志望校を決めて行くのが
そもそもの形です。

 

 


近頃では
銘柄で大学を選んだり

偏差値で大学を
学歴を得るために選んだり
という形になってしまっていますが

そもそもの形はちがうのです、。

 

 

その点では

音大受験というものは
そもそもの形を
今だに押さえている

研究機関の受験らしい
大学受験であると感じます。

 

 

 

______________________
○○先生がこの大学にいらっしゃるので
○○音楽大学を受ける・

 

○○音楽大学の○○先生を
ご縁でご紹介していただいたので
○○音楽大学を受ける・

 

○○先生の弟子として
○○音楽大学で学びたい・
______________________

 

というような形が
音大受験では
主となります。

 

 

 

とくに
海外における
学生の音大受験の事情は
それが明確だと言えます。

(海外では一般大学の受験も
このような形が主流です。)

 

日本のように

○○大学に行きたい・

というような

動機や形は基本ではないのが

特徴です。

 



 

また

音大に在学すると

 

 

一般大学と大きくちがうところは

 

教授と1対1で接するレッスンが
中心となっていることで

◎
学生にも
それなりの礼儀が必要となり

 

学生は皆、
目上の方々と
無礼のないコミュニケーションを
とって行くことがスムースな
礼儀正しいタイプに成長します。

 

 

お偉い先生方ほど
偉ぶらず
ざっくばらんな方が多いのが特徴ですが

尊敬する演奏家が
そのようにして下さることに

 

学生たちは恐縮し、謙虚になり

むしろ

礼儀には
とても気をつけて行くようになります。

 

 

 

音大の学生は
先生のお宅にお伺いしての
レッスンの機会も
幼少の頃からとくに多くありますので

親子そろって
「礼儀」に
とても
気をつかうようになることから

 

 

音大生はとくに
礼儀正しい学生が多いのが
特徴です。



 

音大と言っても

ピンからキリまでありますが

 

音大へ進みたい☆という
気持ちが少しでも出てきた場合は

 

 

なるべく

幼い頃に

担当の講師に
その気持ちを伝えておき

 


講師には
それを頭のすみにおいていただいた上で
レッスンを進めていただくのが
よいでしょう。

 

 

小学生で音大進路と決めた場合に

最もおすすめなのが

 

音大附属の『音楽中学』受験です。

 

音楽中学と言っても

もちろん

 

一般的な
中学の教科は

すべて網羅している
義務教育機関です。

 

音楽ばかりやるわけではありません。

 

 

それら
一般義務教育にプラスして

さらに

 

音大へ進んで行くための

音楽専門科目を
(実技レッスンを含め)

専門塾のように充実させて

 

 

音大受験準備をして行くことが可能な中学です。

 

ですので

 

ピアノのレッスン・
ソルフェージュのレッスン・
理論のレッスン・
視唱のレッスン・

など。。

たくさんのレッスンに

個別に通う必要がなく

 

音大へ進むための
専門的勉強は

すべて
学校でクリアして下さいます。

 

多少の学費の高さは
そのためです。

 

 

また

音大附属音楽中学や
音楽高校の特徴は

一般科目の他に

芸術全般をとても大切にしますので

 

 

音楽を入り口に

音楽だけでなく
美術も含め

 

芸術的感性を

学校に通っていながら
深めて行くことが
可能です。

 

楽器博物館はもとより

何気なく在る美術品など

 

芸術的な環境が

整っているのが特徴です。

 

 

クラシック音楽は
美術と自然に連動して来た
歴史がありますので

学生同士の会話でも

ごく自然に

日本やヨーロッパ芸術の
歴史に関するお話しが

通じます。

 

これはなかなか

一般中学や
一般高校ではない環境でもあります。

 

また

最も特別なこととして

 

附属音大の
定期演奏会を見るなどは
中学や高校の
必須の授業となることも多く

 

音大生が切磋琢磨する
熱い演奏にふれる機会も
実に多くあります。

 

 

素晴らしい音楽ホールのある
音楽中学
音楽高校

 

そして

 

すべてのクラスの教室に
当たり前にピアノのある環境。

これも

貴重な環境です。

 

(もちろんそこでは
数学や国語や社会などの
一般授業をしています。)

 

*休み時間には
クラスメイトがピアノに集まり
楽しみます。

 

 


また実技レッスンでは
音大の先生の担当もあり

音大へ進む準備を

自然に調えて行く面では

 

理想型と言えます。

 

 


何より

本人の気持ちに

 

なんの無理もなく

 

ごく自然に

猛練習にも

励んで行く流れになる環境である・
ということが

 

音大受験への

一番のメリットでしょう。

 

 

また音楽中学受験なら

音大受験のように
寝る時間もないほどの
猛練習。。などは

もちろん必要なく
。。☆

 

(まだひよこにもなっていない
これから育てていく音楽家のタマゴですから。)

 

そのタマゴのうちに
『音楽大好き』を活かして

思う存分に
音楽を楽しめる環境が
音楽中学・音楽高校です。

 

 

音大附属の音楽中学に
入ることは

 

本当に

 

表情をあまり
鬼にようにせずに・・笑

 

ごく自然に

邁進して行けるという点で

 

理想だと言えます。

 

 

『音楽中学受験』は

一般中学受験のような

息もつけない
受験塾に行く必要も
全くありません。

 

 

偏差値ではなく

「音楽実技」と
「音楽的な資質」や
「ゆたかな感性」が

最も大切とされる
受験だからです。

 

 

小学校で
学校のお勉強が
だいたい中の上以上のレベルくらいで
きちんとできていて

 

音楽実技やソルフェージュの
レッスンの積み重ねが
長年あり

ピアノのレベルも
一定以上であり

 


本人が

『音楽大好き!』
『音楽を続けたい!』であれば

 

 

音楽中学受験を
おすすめいたします。

 

将来、別な進路に進みたい
ということになっても

一般進路であれば

あとからでも
じゅうぶん準備対応は可能です。

 

しかし

音大受験は、となると

急に。。など
簡単には行かないものなので

あとからでは

対応は難しくなります。

 

 

 

` 得意を活かす生き方 `

` 特技を活かす生き方 `

 

 

最近は
このような考え方をする方は
少ないようですが

 

得意を活かしてあげると

子供たちは

はりきって日々を歩み

 

いつのまにか

苦手なことまで克服できる
明るいエネルギーに
満ちているものです。

 

 

音楽に限らず

子供たちの
得意を活かしましょう。

 

_________

___MintMint____

 

 

本物で子育て☆すばらしい感性の世界

 

 

ポーラちかこプロフィール・ ピアニスト , ボーカリスト , ミュージックコンポーザー・ POLAR C. Profile

 

 

 

 

 

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