2020年2月の
感動の記事から
再度のご紹介です。

 

 

タクト君(匿名)のピアノレッスンのこと。

タクト君はまだスタートから数ヶ月の5才。

お母さまには「幼児の脳の成長」についてと
それに対する「理想的な進め方」をしっかりお伝え。

1「おうちでママは教えない」
2「たとえ違う音を弾いていてもママはあえて指摘しない」
3「両親は応援ファンであり観客」

 

という「あたたかい見守りと応援」のスタンスを
現時点では講師との連携のもとに、徹底しています。

すると・・

今まではおもちゃのブロックに夢中だったタクト君の時間がすべて
ピアノに夢中・・という時間に変わってしまったそうで・・

 

(ブロックあそびとピアノはタクト君にとって
同じ種類のものという感覚になっているので、
そこには特別な線引きがないのです。)

 

 

開始から約3ヶ月間ほどのプレピアノレッスンで培った
『音楽の楽譜上の流れに連動した全身での感受』により
今では楽譜をひとつずつ見て自然に音楽ができて行くのが
とにかく興味深くて楽しくて やる気満々。

寡黙なタクト君ですが
レッスンでは真剣なまなざしそのものです。

そして 弾けるようになった曲を
自らくりかえし くりかえし弾いては
心からうれしそうにしています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

そんなある日のレッスンのこと。

 

レッスンが終わって ご挨拶もしたのに
まだピアノから離れたくない。。様子。。

いきなり 自分で考えて
両手ですばらしい音とフォームで
キラキラ星を弾きだしました。
(キラキラ星右手だけは以前におしえてあげたもの)

先生はびっくり。思わず連弾状態にしたくなり
高音部でたくさんのアドリブ演奏を。

すると・・・・・・

 

 


ふとタクト君を見ると
目に涙をいっぱい浮かべています、、、、、、。

 

ひとりで弾きたかったのかも、、と思い
先生はすぐに遠慮しました・・。

タクト君は最後まで弾いて
満足げに帰って行きました・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

翌日 お母さまからのご連絡。


先生、それとなく涙についてきいてみました、、!
「先生が高い音でキラキラ弾いてくれたのが
とってもきれいでうれしかった。」「感動して涙がでた。」
・・だったそうです・・・・・・・!!(驚)

先生、、子供でも感動で

「涙」って

でるのですね、、、、、、、

先生、いつもタクトに刺激を与えて下さり
ありがとうございます!!

 

 

そんなうれしいご連絡でした。
先生もしばらく涙でいっぱいになりました。

 

 

この感覚こそ
どんなに小さなメロディーであっても
音楽を演奏する上でいちばん大切なものなのです。。

 


「音楽の美しさ」に感動して涙があふれたタクト君。

 

ゆたかに感じとることのできる幼児期。
その感受性をどこまでも活かして導いてあげると
『音楽を自分の奥のほうで深く感じとる』ことが
できるようになります。

 

◎言葉では表し尽くせない「感覚」を第一に音楽をする。

 

音楽では

こういうのを『宝物』と言います。

 

___MintMint____

 

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