過去の記事より更新です。
子供たちが家にいる時の
ベーシックな音楽環境は
できるだけなにげなく
いつも当たり前のように
ごく自然に流れるやさしいBGM。
とりわけ クラシックやジャズのような
流行ものではない普遍的なジャンルが理想です。
普遍的なジャンルの音楽は
メロディー、和音、リズムが
三位一体となり
曲想をはじめ
1曲をとおしての
音楽構成バランスが調っているものが
多いと言えます。
子供たちにとっての また
大人たちにとっての
安心の空間づくりのひとつとなり
子供たちの発想の豊かさも
そこからどんどん生まれ出ます。
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音楽は「お勉強」とは
決定的にちがうところがあります。
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何気ないBGMの習慣で
子供たちに
音楽を「お勉強」と思わせない基礎が
たいせつです。
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♦︎朝起きたときのBGM
♦︎朝食のBGM
♦︎帰宅直後のBGM
♦︎夕食のBGM(夕食後のBGM)
♦︎休日のBGM
などを使い分けます。
♦︎BGMは小さなボリュームで、が重要です。
強制的に
「聞きなさい」と
主張したボリュームにならないように。
♦︎ しばらく慣れたら
今度は
BGMのない時間をあえて作ります。
子供たちの内心へのインパクトは大となります。
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クラシックやジャズを
難しいもの、特別なもの、と
感じさせないことは大切です。
大人がそう思っていると
それが子供に伝わります。
親の偏見の範囲内で
親の趣味の範囲内で
おさめてしまわないように。
子供はそれ以上の可能性を秘めています。
私たち、人は
普遍的なものから大切な基本を吸収している
という文化習性があります。
さまざまなジャンルを楽しめる「源」も
ここにあります。
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文化性ゆたかな子供たちが
この国の未来を
ゆたかに 幸せに 築いてくれます。
文化は情操を育み
情操は
その人の品性や価値観をも構築します。
クラシックに
特別なものという偏見を持たせてしまったり
ジャズに
特別なものという偏見を
持たせてしまうことのないように 。
子供たちは
よりたくさんの
『素晴らしいもの』にふれる
貴重なチャンスを秘めています。
子供は親以上に何でも受け入れ可能です。
逆に
だからこそ
『選ぶ』必要もあるのです。
可能性の宝庫です。
子供時代にこそ
大人でもなかなか触れることのない
「素晴らしい!」と思える
本物に
大人の偏見なく
どんどん触れさせてあげて下さい。
簡単に手が届きそうにない、と思うくらいの
世界的レベルの本物に、
ごく日常的に触れるのが
一番です。
一見、子供の
ピアノレッスンには無関係と思える
世界的レベルの音楽に
ごく普通にふれさせてあげることで
その子の持つビジョンにおける
「基準」が変わります。
「こういうのはごく一部の人たちの
ことで、あなたには関係ない、、」など
絶対に思わせてはいけませんヨ。。
☆
♦︎♦︎
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黙っていても
遅かれ早かれ
子供はじょじょに
小学校高学年に向かいながら
現実をしっかり見ざるを得なくなります。
それまでは
先にどんな夢が描かれているのか
これが重要なんです。
これが現実と向き合う時の
「ちから」になるからです。
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この「前向きのちから」を
幼い時期に養えるかどうかが
重要です。
何気ない
ファミリーBGMは
子供たちの感性を育む
大きなベースとなります。
mintmint
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