音楽作品って
どこから
やって来るものなのでしょうか。
☆
大作曲家の作品からは
ゆたかな森・海の波の姿・
自然の景色と色彩・
風のやさしさ・
風の激しさ・
雨の窓辺・大地の雄大さなど
さまざまな自然を感じることができます。
音楽を通して
わたしたちはいつも
「自然」を感じている、とも言えます。
つまり 私たちが
もし
大自然の中で
いつもの生活ができていれば
そこにはいつも
「自然が奏でる音楽」があるのです。
(CDプレイヤーにスイッチを入れる必要もありません。)
その意味では
森の中で暮らすことが難しい
都市生活者にとって
「音楽」は
空間に自然環境を繰り広げてくれる
とても大切な
生活の『道具』となります。
筆者が
BGMのあるお部屋を
おすすめする
根本の理由は
そのためです。
幼児期の子供たちは
耳からの刺激を
日々、
強く欲しています。
(聴覚が最も発達したいと
脳が求めて来る時期だからです)
ここで少し楽器のお話しを☆
曲中で しばしば
ピッコロは
小鳥の声を担ったりします。
フルートは ときに
風の音を
バイオリンは
森のざわめきを表したり
管楽器が
姿の大きな鳥の鳴き声を
表すこともあります。
そしてピアノは
。。
そのオーケストラの
ほぼすべての楽器が ☆
☆
88鍵の中に存在しています。
☆
ピアノは10本の指で奏でる
オーケストラなのです。
ピアノ弾きは
1人で(2本の手で)
10人分以上の演奏を担います。
◎
ピアノを弾いて行きたいと
思った者たちが
あるいは
この子にはピアノを・と
ピンと来た親御さまは
子供たちに
なるべく早期から
はじめさせるほうがよい、
というのは
やはり
ピアノを
自在に弾くことって
そもそも けっこう
たいへんなことだから・
なのですよね、、。
だからこそ
子供自ら
興味が湧いて
ワクワクとするように
講師たちは
じょうずに
音楽遊びを進めて行くことが
大切になります。
☆
☆
大自然は音楽なのです ☆
今、目の前の子供たちの耳には
何が聞こえていますか?
木々が生い茂る森で耳をすますと
聞こえてくるのは
「小鳥の声」「木の葉っぱのゆれる音」
「落ち葉が土に舞い落ちる音」
「枝のキシキシと鳴る音」
「小動物たちのあそぶ音」。
これが 森の音楽そのものです。
広がる海で耳をすますと
聞こえて来るのは
「ザブーンという波の音」
「かもめの鳴き声」
「波打ち際のぴちゃぴちゃ」。
これが海の音楽そのものです。
広大な秋の農地で耳をすますと
聞こえて来るのは
「風が土を舞い上げる音」
「小鳥が実をついばむ音」
「農夫の足音」
これが
豊かな実りある
農地の音楽そのものです。
ハイドンもベートーベンも
シューマンもショパンも
ドビュッシーもフォーレも
これらを音楽で表し作品にしてくれました。
私たちは
これらの音楽作品をとおして
「大自然」を感じとり
♦︎「魂のふるさと」を
感じとっています。
そして
私たち音楽家は
作曲家が残してくれた
楽譜や記号を
たよりに
作曲家の描き表そうとした
大自然の音楽と
人の気持ちのゆれを
実際の音で再現し
実際の楽器の音や歌で
それを
奏でようとすることに
いつも 心ワクワクしています。
☆
作曲にも携わる筆者は
大自然の音を
全身で感じとり
自身の音楽作品で表すことにもまた
いつもワクワクしています。
☆
☆
また 時には
人の行き交う「街」の音に
あたたかいぬくもりを
感じることも
人にはあります。
筆者は
所謂「街の音」を
よろこんで迎えられない
そんな時期もありました。
自身が
病んでしまっていた時です。
今は
街の音・人口音の
ひとつひとつにも
人と人の生活のヒトコマの
ぬくもりや葛藤
悲しみや喜びがあることを
そして
それらすべてが
人の生活の
日常の
懸命な営みであることを感じ
どれも心あたたかく
迎えることが
できるようになりました。
街にも
さまざまな音が聞こえ
街の音楽そのものになります。
大宇宙の音楽も
あります。
それは 予想外に。。
身近に感じられる
あたたかい
ほっとするものだったりします。
☆
そして
このような
ゆたかな感受性をもって
このような表し方のできる
そんな子供たちが
そんな子供たちが
この国に増えることで
自分のことも
人さまのことも
幸せにできる力のある人が
この国にたくさん育つことを
心から願い
指導や支援に携わっています。
___by ポーラちかこ___
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春の日のサンセットで聴きたい2ビート系☆De Novo ☆L.A. TRANSIT・Muito Mais☆Gracinha
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