私の留学先はウィーンだったので、たまにウィーンの話を書こうと思います。
ウィーンのドイツ語について。
―前置き―
語学は私はもともととっても好きで、早くから英語に興味を持ち、とても大好きでした。高校生の頃はラジオでイタリア語も自分で学んでました。音大時代にはイタリア語とドイツ語を学び、フランス語も噛りました。一番抵抗があったのはフランス語でした。←難しいです。
―ウィーン―
日本の大学で文法などは学んでましたが、単語量などはウィーンに渡ってから比べ物にならないぐらい詰め込むことになりました。
ウィーンはドイツ語なのですが、ウィーンで使われるウィーン語みたいなのがあります。
まずドイツ語のこんにちは、であるGuten Tagグーテンタークは通じますがほとんど使いません。Gruess Gottグリュースゴットが主流です。これは、南ドイツも同じかな。セルブスServus!もよく使います。
トマトがドイツ語でTomaten トマーテンに対し、ウィーンではパラダイザーでした。パラダイスみたいで面白いですよね。トマトはパラダイスの味なのかしら。
ジャガイモはドイツ語でKartoffelカトッフェル
ウィーンはErdapfelエアドアプフェル(土のリンゴみたいな意味)と言っていました。
銀行のATMはバンコマートと言ってましたが、これもドイツでは違うようです。
ジャムの入った丸い揚げパンは、ドイツではベルリナーと言うそうですが、ウィーンはクラプフェンでした。
というわけで、ドイツ在住の日本人もウィーンに来ると、え?ナニナニ!?みたいな現象もあるわけです。
そしてイントネーションもウィーンは独特です。ドイツ人がウィーン風と言って発音を真似したりします。私はウィーンに慣れていたので、ドイツ人のドイツ語は速すぎて聞き取るのが大変でした。ドイツに行った時にあなたのドイツ語はウィーン訛りね、と、ドイツ人に言われた事もありました^^;それはそれでなんか嬉しかったのですが。
というわけでツラツラ書きましたが、言葉は音楽と直結してるので、それを体感できた事はとても良かったと思っています。
今は海外との行き来もできませんし、またそのうちウィーンの話を書こうと思います。
※ウィーン語と書きましたが、上記の単語は、ウィーンだけのものと、オーストリアだけのものと、混在していると思います。すでに、記憶が明確でないのでその辺りはご容赦下さい💓
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