こんにちは♪ 世田谷区桜にある中村理子バイオリン教室です。
11月に入り、コロナ感染者が増えつつあるようですが、今日、驚きました(゚д゚)!
なんと東京で500人越え!!
ただ、身近な人が感染したということがないので、まだ実感がありませんが、通常の生活を送りながらですので、全ての方がいつなってもおかしくはない状況でしょう。
それでも、できるだけ感染を避けるため、引き続き、お教室内でも、手洗いうがい、消毒、レッスンごとの換気、出来ることは気を付けて参りたいと思います。
発表会もひと段落し、今月は、体験レッスンにお越し頂ける機会も多くございました。
大変有難く、新しい出会いに感謝しながら、いつも生徒さんとの出会いにワクワクしています。
誠にありがとうございます。
様々な年齢層の生徒さん、お一人お一人の性格、生活、バイオリンへの想い、皆さんそれぞれが違う条件な訳なんですが、そんな生徒さん達がこれからどうやって練習したり、レッスンに取り組んでいかれるのが一番良い方法なのかを考えるのが、私自身、好きなのかもしれません。
私自身、まだ自分が音大生だった頃、バイオリンの練習は運動神経みたいなものと思っていたんですね。
だから何も考えずに、とにかくがむしゃらに弾き続けるような練習の仕方をしていました。
ただひたすら弾くのも練習ですが、結局、何をどうやって練習すればよいか分からなかったんですね。
試験などで、沢山の先生方にご感想を頂きましたが、ご指摘頂いたことを次にどのようなアプローチで練習すればよいか分からないまま大学を卒業しました。
でも、もともと子どもの頃からずっと、自分の演奏には満足できないタイプだったので、もっと上手になりたい、自分に何が足りないか教えてほしい、足りないのは分かっていてもどのようなアプローチをすればよいのか、どうしてもアドバイスが欲しくて研究生として大学に残り、久保陽子先生に直談判して門下生にして頂きました。
先生は「本当に覚悟があって上手くなりたかったら、半年くらい弾けなくなるよ。それでもいいなら教えられるけど、中途半端な気持ちだったらやめておきなさい」とおっしゃいました。
私は迷わず半年弾けなくなる方を選びました。それは目からうろこのような、今までの構え方、弓の持ち方、体の使い方、練習へのアプローチが全て新鮮でした。弾けなくなったことへの不安は全くなく、逆にぶっ壊されていく自分をいかに再生していけるか挑んでいくように練習が楽しくなりました。
やっと半年くらい経って、今度は曲をレッスンに持っていけるようになると、「違う!違う!違う!そうじゃない!」(あれっ?どなたかの歌のような……(゚∀゚)
と言われ続け、冒頭の1音だけでレッスンが終わったりました。(^-^;
ウソのようですが、ホントの話です(笑)
1音に集中するということの大切さを学びました。
でもこのようなレッスンを受けられたおかげで、いろいろなことを考えながら練習するスタイルが出来上がったように感じます。
もちろん考えているだけではバイオリンは弾けませんので、運動神経が全く必要でないというわけではありません。
特にバイオリンは、体はリラックスし、全身を使ってリズムが体に入っている方が、格段に弾きやすい楽器だと思います。
自分と向き合いながらきた研究の結果、生徒さんにがむしゃらに弾き続ける練習法のような、昔の私がやっていたスタイルの同じ要求はしません(^-^;
何故なら……
生徒さんは皆さん多忙の中、バイオリンを習っていらっしゃいます。もっと効率よく練習できないかを私自身の経験の元、考えながらお教えしています。今、各生徒さんに必要な練習方法もアドバイスしています。
ただ、バイオリンの構え方、弓の持ち方など、教本に載っている持ち方にプラスしてオリジナルなアドバイスをするのは、長い目で見て将来的にご自分で楽しんで弾けるようになって欲しいという思いからです。
生徒さんそれぞれに合わせた進め方で、効率よく練習できることを目標にしています。
私自身が練習に苦労したからこそ、生徒さんに練習の仕方もアドバイス出来たらなと思いますヾ(≧▽≦)ノ
できることから1つ1つ、一緒に頑張っていきましょう!
中村理子
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