こんばんは。奈良市佐保台のピアノ教室ならやまピアノ教室主宰の上野敬子です。
2023年4月からのお話を…4月はまず教室の発表会です!!生徒達全員の一年間の成長をしっかりと感じられる唯一の場です。と言うのも、発表会では、ピティナ大和路ほほえみステーションでご一緒している先生方がお手伝いして下さるので、私はホールにどっかり座って、しっかり聴く事ができるのです。感謝です✨ 秋篠音楽堂という素晴らしいホールで、生徒達が一生懸命弾く姿を見るのは、本当に嬉しいです。1部〜6部、13時〜21時近くまでの長〜い発表会、1部〜5部は年齢順にソロを演奏し、最後の6部はデュオの部、ピアノコンチェルトやピアノデュオ、連弾を、基本的に中学生以上で頑張っている生徒達が、コンチェルトのオーケストラパートは私が演奏します。とにかく豪華な部ですので、終演後の写真撮影前に、小さな子達にも集まって貰って鑑賞して貰っています。プログラム数は65だったかしら?ちょっと長過ぎるかなぁと思うのですが、できる事はなんでもやりたいなと…笑 今年も4月14日(日)秋篠音楽堂での開催です。そろそろ準備を始めなくてはいけませんね。
発表会が終わり、ゴールデンウィークが過ぎた頃、最愛の母が虹の橋を渡りました。肺癌を患っていましたので覚悟はしていましたが、やはり寂しく悲しいです。その日から毎日、シューマンのトロイメライを弾いています🎹 訳もなくですが…
悲しんでいる間もなく、夏のピティナピアノコンペティションに向けて、参加生徒達の頑張りが始まります。私も、6月以降は審査に遠方へと出かけます。昨年は、5月に千葉県我孫子のステップでチーフアドバイザーを、6月に佐賀、7月米子で予選審査員長を、8月には東海本選、全国大会で審査員を務めました。米子予選の審査時には、大雨でJRが動かなくなり、帰れないかも?でしたが、無事高速バスで帰宅。過去にも、西日本豪雨や台風、地震など… 遠方へ伺うのはリスクもありますが、様々な地域の方々や審査員の先生方との出会いの楽しさ、そしてコンペティショナーの演奏を聴いて感じる事からの勉強など、魅力的なお仕事でもあります。それがまた、レッスンにも生きていると思いますし…もうかれこれ25年近く続けている大切なお仕事の一つです。
生徒達も、大変頑張ってくれました!!✨
全国大会では、小田愛音ちゃんがプレ特級で銀賞✨ 中高生男子2名がE級ベスト賞✨ 飛び級4年生女子がC級入選✨ 他にも本選優秀賞や奨励賞と頑張りました。皆さんの頑張りで、私は今年も指導者賞を頂きました。感謝です✨ また、予選は通過したけれど本選では入賞出来なかった子達、予選通過出来なかった子達も、とても頑張りました✨ 昨年は結果に繋がらなかったけれど、頑張った事は全て力になります。だから落ち込んで泣いたりしないで欲しい!!子供達がコンクールを受けるのは勉強して素敵な演奏ができるようになるためです。入賞する事が最終目標ではありませんから…
昨年は、全国大会の審査で東京に向かいましたが、残念ながらタイミングが合わず生徒達の演奏は聴けませんでした。でも、特級ファイナルは聴いて来ました✨ 若いピアニストの頑張りに拍手です!!🎹✨
ピティナピアノコンペティションは、しっかりとした課題曲があり、私の教室では柱としているコンクールです。自由曲で同じ曲を色々な自由課題のコンクールで一年間弾き続けて入賞する方がありますが、子供達には沢山の作品に触れて勉強して成長して欲しいと、私は思っていますので、そういうタイプの方は、ここでは続かないように感じます。コンクール(特に子供達)は勉強の場と考えて、健全に参加して欲しいと思います。
ピティナの熱い夏が終わると、生徒達はそれぞれの方向に向けて歩き始めます。学生音楽コンクール、ブルグミュラーコンクール、今年は参加者がありませんでしたがクラシックコンクールなど… 暫くはコンクールはお休みしてレパートリーを増やしたり、基礎作りをしたり… また、コンクールには参加せず勉強やクラブと両立しながらピアノを続けている中高生達は、そろそろ発表会の曲選びをしたりと、それぞれにピアノと向き合ってくれています。教室は、コンクールに参加する生徒達だけではないので、それぞれの頑張りを私はサポートし、楽しくレッスンしています。
次回は、9月以降のお話をしますね。夏場は、ピティナのお話が中心になりますが、秋〜冬は、色々な視点から、お話できるといいなと思っています。
ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子)
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