こんばんは。奈良市佐保台のピアノ教室ならやまピアノ教室主宰の上野敬子です。

今日は、年末年始にコンクールのファイナル、全国大会などを控えている生徒達の弾き合い会を、アートサロン空で行いました。ブルグミュラーコンクール組のおチビちゃんたちも頑張っています。1番小さい4歳のK君。昨年の今頃はクリスマスホームコンサートで、きらきら星を片手で弾いていたのですが、今年は立派に(笑)両手で堂々と演奏できるようになりました。お姉ちゃんの小2Oちゃん、5歳のRちゃんも頑張っています。ベーテンコンクール全国大会前の小4Mちゃんは、ドビュッシーの子供の領分から2曲、難しい作品に取り組んでいます。年明けのヤマハジュニアピアノコンクールの課題も練習中。意欲的です。中1のRちゃんも、年明けのヤマハジュニアピアノコンクールの課題、バッハのイギリス組曲より、そしてベートーヴェンソナタ第5番第1楽章、こちらもなかなか難しい課題ですが、頑張っています。ステージで弾く事は、何よりの勉強です。コロナ禍で、ステージで弾ける事の有り難さを感じる今年。心をこめて素敵な演奏ができますように…今日は平日のため参加出来なかった生徒達も、それぞれに頑張って欲しいと思います。

このところ、幼児さん達や小学低学年の子供達がどんどん成長していて楽しいです。この時期に指先の集中力と聴く力をつけた子供達は、高学年になるとどんどん弾けるようになって、ピアノを弾く事が楽しくなるはずです。そして本番はここから‼️笑 ピアノの音色で音楽を創る作業が始まります。勿論、技巧的な指導は継続しますが、幼い頃から少しずつ触れているアナリーゼ(楽曲分析)や和声、作品のスタイル、曲想、作曲家の話などなど、どんどん深く掘り下げていけるようになります。この時期に、コンクールなどで成功体験ができると、モチベーションが一気に上がってグングン成長してくれると思います。なので、ピアノを習い始めて5〜6年は焦らすじっくりと指導したいというのが、私の本音です。しっかりとついて来てくれた生徒達は皆、中学生以降に花開いていますから…また、音楽の道に進むか否かの分岐点に差し掛かる時期でもあります。別に皆が専門家を目指す必要は無いですよね。中学受験をする生徒達も多いですし…思春期を迎える子供達と向き合う事も、また大切です。そんな訳で、小さい子達のパパママどうぞ焦らず…先は長いのですよ〜笑

次回は、中学生を迎える頃の子供達の選択について、お話したいと思います。

The following two tabs change content below.
ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子)

ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子)

奈良市佐保台のピアノ教室「ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子)」です。本当に音楽的な演奏を楽しむためには、的確な指導のもとに、ご家庭の協力と生徒さん自身のたゆまぬ努力が必要です。上手になりたい、頑張りたい生徒さん、パパママ、大歓迎です。
ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子)

最新記事 by ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子) (全て見る)