こんばんは。奈良市佐保台のピアノ教室ならやまピアノ教室主宰の上野敬子です。

巷ではマスクが売り切れている様子…世界的なパンデミックにならないように祈りつつ、マスク、手洗い、うがいで予防に心がけましょう。

さて、昨日の続きです。今日は小学生の子供が達の変化。低学年の子供達は、少し落ち着いてしっかりお話が聞けるようになります。毎日コツコツとお稽古している子達は、指やフォームもしっかりして安定してきます。その反面、自我が芽生えてママに対する反抗が始まるのもこの時期なので、親子喧嘩も始まる様子。ここは上手に対応したいところです。頑張った事を沢山褒めてあげる事、認めてあげる事が大切です。叱ってしまった後こそ、そんなフォローも必要だと思います。子供達はママが大好きですから、ママに褒められて応援して頂ける事が、何より頑張るエネルギーになるんです。

高学年になって、中学受験の為の塾へ通い始めると、子供達の生活は激変します。とにかく長時間塾に通う事になりますから、練習時間の確保が大変です。それまでコンクールを受けて頑張って来た子達も、少しペースダウンしなければなりません。ただ、ずっと続けていく為にも、できるだけお休みの期間を短くして、どうしてもしんどい時は月一度でもレッスンに通って欲しいと思います。少し前にもお話しましたが、時間は作るもの、大好きなピアノの為に練習時間を見つけて頑張って欲しい。そんな頑張りが、勉強にも必ず生きると、過去の生徒達を見て、私は確信しています。中学受験時もピアノのレッスンを殆ど休まず続けた子達の中には、医師や裁判官になった子もいます。また、塾には通わず自力で勉強して、ピアノを頑張る子達の中には、自覚が芽生えてくるように思います。自分の意思で内容の濃い練習ができるようになった子達は、どんどん成長していきます。この時期になると、色んな曲が弾けるようになって、楽しくなってきますから…もう一歩踏み込むと苦しくなってきますけどね。ですから、専門的にピアノの道を進みたい生徒達には、中学受験はお勧めしません。個人差があるので、絶対とは言いませんが…テクニック、情緒共に成長するこの時期の頑張りは、将来的に財産になるはずです。何の道を選んでも、子供達には精一杯頑張って欲しいので、私もできる限りのサポートをしたいと思います。

長くなりました。中学生以降は、また次回に…

写真は、虹色のドーナツ♬ 美味しそうかな?笑…

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ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子)

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奈良市佐保台のピアノ教室「ならやまピアノ教室(主宰 上野敬子)」です。本当に音楽的な演奏を楽しむためには、的確な指導のもとに、ご家庭の協力と生徒さん自身のたゆまぬ努力が必要です。上手になりたい、頑張りたい生徒さん、パパママ、大歓迎です。
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