講師プロフィール

渡邊　真里子 （わたなべ　まりこ）

武蔵大学人文学部日本文化学科卒業
会社員を経て、1995年より2002年までヤマハ音楽教室ピアノ個人レッスン担当。
1996年より渡邊真里子ピアノ教室主宰。

ピアノを故榊真基子、髙橋八代、故堀江孝子（元東京藝術大学教授）、作曲・音楽理論を渡辺孝幸の各氏に師事。
ICS国際コンピューター楽譜センターにてプロ養成基礎応用実践コースを修了。

現在全日本ピアノ指導者協会会員、日本シベリウス協会会員。

全日本ピアノ指導者協会・ピアノ曲事典にて、フィンランドの作曲家、セリム・パルムグレン、エルッキ・メラルティンの生涯、楽曲解説を執筆。

楽譜は国や時代を超え、作曲家と直接コミュニケーションを取ることのできる、優れたデザインです。
良い音を聞くと共に、楽譜を読み取れる能力を養うことは、ピアノを演奏する上で不可欠です。

ジュニアクラスでは、レッスンを始める際、特に読譜能力を養うことに重点を置いております。
音符カード、リズムカードを用いて、様々な角度から楽譜の仕組みを理解していきます。
音楽の持つ美しさを楽しめるレベルに到達するために、じっくりと読譜レッスンに取り組んで参ります。ピアノの演奏を継続することで、日常を明るく過ごすモチベーションが上がります。

ご挨拶で申し上げましたように、当教室は多様性社会の実現を目標といたしております。
コンクールに参加して全国大会を目指す方、音楽大学進学をご希望なさる方には、入会した後で私の方から優秀な先生へとご紹介いたしております。
私個人は障碍を持つお子様、保護者様などからのお悩みのご相談を頂ければ、手探りの状態から、生徒様がどうしたら音楽に親しみを感じて頂くことができるか、日々模索しております。
発達障害と診断されて、プロのピアニストになられた方は何人かいらっしゃいます。
視覚障害、聴覚障害などの身体障害で配慮を必要とされる方の指導に関しましては、現在では専門家の教室の優秀な講師により、レッスン方法が公開されております。
専門家の意見を踏まえ、ご本人様の意志と現状を考慮させて頂ければピアノを弾くことは十分に可能なことになりました。
音楽療法の研究も現代では進んでおります。他の教室で障害を理由にお断りされてしまった方、
マイペースでピアノのレッスンを続けるのが得意なお子様の方、集団レッスンにプラスαを希望される方、年齢を理由に受講できなかったシニア年代の方、私の教室では皆仲間です。
どうぞ、少しでもピアノに親しんでみたいというご希望をお持ちの方は、当教室にご相談なさって下さい。

レッスンで取り上げる曲はクラシックに限らず、アニメの曲など様々なものとなっております。
レッスンのカリキュラムは生徒さんの個性に合わせて作成いたしております。
使用するメインテキストも、お一人ずつ最も適したものをご用意させて頂いております。
ジュニアの導入期では、アルフレッド、バスティン、みんなのグローバー、はじめてのピアノ・アドヴェンチャーや、日本のテキスト（ぴあのどりーむなど）様々なテキストから選択しております。
初級では、バイエル、バスティン、みんなのグローバー、オルガン・ピアノの本、アキピアノ教本などから同様に、生徒さんの個性に合わせたテキストを選択して学んでいきます。
オーダーメイド型のレッスンで才能を伸ばしていきます。

大人のクラスは、初心者、初級者から始められます。年数を重ねることで中級へと進んで参ります。
どんなにシンプルな編曲の作品であっても、曲の性格や背景を共に学んでいきます。
音楽を通じて文化史や作曲家にまつわるエピソードを知ると、ますます曲に親しみが湧いて参ります。