♫わたなべピアノ教室🎶 主宰 渡辺 郁子です
「風の谷のナウシカ」の曲を弾いている生徒さんのK君との会話です。
アニメの中に出てくるオーム。あのダンゴムシみたいな生き物です。
K君「へ〜[王蟲]って書くんだね〜、こんな漢字あるんだ？」
私「イメージがすごく合っているよね、あのオームにピッタリ（笑）虫３つ。」
K君「そうだね。３つ重なると気持ち悪いね」
私「せっかくだからこの漢字調べてみようか」。。。。
「蟲」は虫と読みます。
「虫」の部首の字には、気持ち悪い意味の漢字が多いのですが、
この「蟲」も、小さなムシがたくさん集まっている様子を表した文字で、
あんまり想像したくない風景です。
「虫」という漢字を見て思い浮かべるのは、
ありんこのような小さなムシのことではないでしょうかね。
実は、小さなムシのことを表す漢字は「蟲」の方で、
「虫」はまた別の意味を持っていたそうです。
ややこしいのですが、「虫」はヘビのことを表していたようです。
発音も「チュウ」ではなく、「キ」という音だったとされています。
ところが、紀元前の昔から、本来ヘビを表す「虫」の字を、
ムシの意味で用いる例が出てきます。ムシを表すならば元来、
「蟲」を用いなくてはならないのですが、「虫」を三つ書くのはめんどくさかったのかな？
そして現代では、ムシのことを表すときには、
「蟲」の代わりに「虫」を用いることが正式に定められるに至ったようです。
「虫」と「蟲」の関係は、複雑ですね。
長くなりましたが、こう書いてありました。雑学、面白いですね〜！
K君が感じた「気持ち悪い」は合っていました。感性が豊かです
昔と違ってこの時代はなんでもささっと調べられて便利な時代ですね〜。
お読みいただき、ありがとうございます。
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