強弱を弾き分ける

浦安市　ピアノ教室

わたなべピアノ教室　主宰　渡辺　郁子です。

じつは、p（ピアノ,弱く）の音は f（フォルテ,強く）で弾くよりも難しいんです。

弾くことそのものに全力を注ぐと、ついつい強くたたいたような音が出てしまいます

レッスンでよくある風景ですが、

「よく音を聴いてね」「もっと弱くね」「まだタッチが強いよ」

「バランスが良くないよ」などといいながら何回も繰り返します

だんだん聞き取れるようになってきますが、

「弾くこと」だけに意識を向けるのではなく、「聴くこと」にも意識を向けて、

『聴きながら弾くこと』ができると良い演奏ができるようになります。

「間違えずに弾けるかどうか」だけではなく、

「自分はどんな音を出しているか」

「どんな演奏をしているか」

そういうことを意識して、気持ちを向けると演奏の質が高まりますね

これは自然に身につくものではないです。

（ちょっと大変だね、努力がいります）

『聴こう』と意識して練習を繰り返すことによって身につくものです。

自分の音を聴きながら練習をする習慣をつけることで、質が高まり

結果的に曲の仕上がりも変わっていきますよ。

「意識して聴く」このことを大切にレッスンをしていきます。

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